早くも民主党分裂 野田総理「党役員はパスを回すサッカーのMF」 前原政調会長「全員野球で」

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1名無しさん@涙目です。(愛知県)

民主党は31日の両院議員総会で、輿石幹事長、前原政策調査会長などの役員人事の骨格を正式に決めました。

民主党の両院議員総会は国会内で開かれ、野田新総理大臣は、「新たな役員にはサッカーで例えるなら、
ミッド・フィルダーになってもらいたい。今の民主党に一番必要な役割は、
1人1人の同志が存分に力を発揮できる態勢にするため、全体を見渡して戦略的にパスを回せる人が必要だ」と述べ、
役員の人選の基本的な考えを説明しました。そして、幹事長に輿石参議院議員会長、
政策調査会長に前原前外務大臣、国会対策委員長に平野・元官房長官、輿石幹事長を補佐する
幹事長代行に樽床元国会対策委員長を起用する新たな役員人事の骨格を提案し、承認されました。

このあと、輿石幹事長があいさつし、「みずからの非力を顧みず、幹事長の重職を引き受けることになった。
私たちに求められているものは、たった1つ、党内が融和し一致結束することに尽きる。
衆参両院の皆さんの力とご指導をいただき、微力ではあるが、全力を尽くしたい」と述べました。

また、前原政策調査会長は、「全員野球の象徴として、多くの議員の参加と丁寧な議論、
そしてスピード感を大切に、全員の気持ちをしっかりと受け止めて政策調査会の運営に努めたい」と述べました。
平野国会対策委員長は、「与党の国会対策の経験はまったく無いが、代表が『ドジョウ』ならば、
私はドジョウが住みやすい泥になるよう、泥をかぶる覚悟で頑張りたい」と述べました。
ところで、樽床氏のポストは、当初、幹事長代理とされていましたが、幹事長代行とすることになりました。
これについて、輿石氏は、記者団に対し、「私が参議院議員であることのハンディを補ってもらいたい。
1人でできる話ではないので、チームプレーでやりたい」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110831/t10015273061000.html