彦根市石寺町の曽根沼干拓地で栽培されている特産「彦根梨」の出荷・販売が22日始まった。早生品種の「幸水」でややこぶりだが、糖度は高めで甘みは上々という。
22戸の農家が計約10ヘクタールの梨園を栽培。石寺町の果樹工房(彦根梨販売所)では各農家から運び込まれたナシをパートの主婦ら13人が一つ一つ手にとって傷の有無などを確認後、
機械で選別、袋詰めする作業に追われた。
直売所では早朝から主婦ら100人近くが並び、初日は1人1袋に限定したが1時間ほどで完売した。9月上旬まで「幸水」を、その後は「豊水」の出荷が10月上旬まで続く。
幸水は1袋(1・4キロ)600円。問い合わせは果樹工房(0749・43・4174)。【松井圀夫】
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