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1名無しさん@涙目です。(中国四国)

三川産直店開店2年目 運営充実に意欲

 和歌山県田辺市三川地域(旧大塔村)の住民が市街地の海蔵寺通りに出している産直店
「三川夢来人(むらびと)の舘」は、開店から1年が経過した。すしや餅などの手作り品が人気で
常連客が目立つ。関係者は商品づくりのための自主勉強会を開いたり、交流目的の体験教室を
企画したりするなど2年目に意欲を燃やしている。

 土日曜が中心の営業で、7月25日に1周年を迎えた。商品が最も出そろう土曜は、
開店から1、2時間客でごった返す。ほとんどが中高年の女性たちだ。

 毎週利用するという同市神島台の主婦(80)は「開店してすぐ買いに来るようになった。
新鮮だし、安心できるから」と話す。

 素朴な具が入った巻きずしやつきたてのよもぎ餅は早々に完売する。そのため、予約注文する人もいる。
会員の日向浩子さん(49)は「おいしいと買ってくれるのがうれしい」と反響を喜んでいる。

 現在、出品会員は70人弱。品ぞろえの充実につなげようと、会員を集めて月1回開く運営会議では
勉強会も開催。7月は大豆栽培の講習会を開き、会員30人ほどが参加した。アユの養殖も検討しており、
18日に専門家から話を聞いた。

 山間部の三川地域では6月から、県の過疎対策事業の一環で、市街地への買い物バスツアーが
始まっている。会員も多く参加しており、立ち寄る大型産直店では自分たちの商品の参考にと、
品ぞろえや陳列の仕方なども見学している。

 一方、会員と市街地の住民との交流を目的にした体験教室は今後、月ごとの定期開催を予定している。
1回目は24日午後1時半から、わら草履作りを開く。

 「1年目は祝儀の年。2年目のこれからが肝心」と関係者は話す。新鮮でおいしい商品の良さをアピールし、
新たなリピーターの開拓を目指している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110820-00000000-agara-l30