【ワシントン時事】米政府の「フードスタンプ」と呼ばれる低所得者向け食料品購入補助制度の受給者数が、5月現在で約4570万人に達したことが6日までに、農務省の調べで分かった。
米国民の約15%が空腹と闘っていることになり、失業率の高止まりなど長引く不況の影響を反映した形だ。
フードスタンプは生活困窮者の食料購入を補助する制度で、同省によると、1世帯4人家族の場合、月額総所得が2389ドル(約18万7000円)を超えないことが受給条件となる。
今年5月の受給者は前年比約12%(約500万人)増となった。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011080600253