05年開校のフジ「平成教育学院」…9月“閉校”

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1名無しさん@涙目です。(東日本)

 フジテレビの教育バラエティー「平成教育学院」(日曜後7・00)が9月で終了することになった。ビートたけし(64)と
故逸見政孝さんが共演した「平成教育委員会」の流れをくむ“伝統校”で、前身の「平成教育予備校」を含めると
約6年8カ月での閉校となった。視聴率の低下が指摘されていた。

 「平成教育学院」は、先生役のユースケ・サンタマリア(40)と助手役の高島彩(32)が司会を務め、芸能人や
文化人が生徒として登場し、中学入試の難問に挑戦する番組。

 ビートたけしや故逸見政孝さん出演で91年10月にスタートした「平成教育委員会」の兄弟番組として、05年1月に
30分番組の「平成教育予備校」が放送され、翌06年10月からは1時間番組の「熱血!平成教育学院」となり、
今年4月から「1年1組 平成教育学院」にリニューアルしていた。

 「熱血!平成教育学院」では、「ロザン」の宇治原史規(35)や劇団ひとり(34)、平山あや(27)ら生徒が鮮やかに
正解を出したり、悩んで珍解答をひねり出したりする姿が見どころで、今年3月20日までの4年5カ月の平均視聴率は
13・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

 ところが、出演者を一新してチーム対抗色を強めた「1年1組…」になってからの視聴率は10%前後。最近では1桁と
なることも増えた。

 テレビ関係者の間では「一時期の勢いがなくなってきた」との指摘があり、別の関係者は「視聴率の下降で“閉校”と
なったようだ」と話している。

 フジテレビの編成関係者は「中学入試問題に大人が挑戦するという普遍的なコンセプトで、日曜の夜に家族そろって
楽しむことができる良質なコンテンツでした」と惜しんだ。

 ビートたけしが北野武名で先生、高島彩が助手を務める「平成教育委員会」は今後もスペシャル番組で継続していくという。

http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2011/08/06/kiji/K20110806001355670.html