住友生命保険は2日、「日本の未来を強くするために必要なものを表す漢字一文字」を募集したアンケートで、
「絆」(1419票)が1位になったと発表した。2位の「愛」(464票)、3位の「信」(397票)以下を圧倒。
大惨事となった東日本大震災を機に、人とのつながりの大切さが見直されたようだ。
「絆」は性別、世代、地域を問わず群を抜いた。一方、8位の「金」と10位の「忍」は世代間の価値観に大きな差が出た。
「金」は20代以下に限ると3位だが、30代で7位、40代で9位と降下。反対に「忍」は40代で10位、50代で6位、60代以上
では2位と年代が上がるとともに浮上した。
金を選んだ理由は「お金がないと復興支援は成り立たない」(20代女性)など。忍では「苦難を乗り越えるため耐え忍ぶ
ことが必要」(60代以上男性)との声があった。
アンケートは6月にインターネットで募集。震災の被災地で活動するボランティアを支援するため、回答1件につき10円
(総額11万1650円)を住友生命が日本NPOセンターに寄付した。
中國新聞
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