桐谷美玲が7月27日(水)、主演映画『乱反射』と『スノーフレーク』の試写会の舞台挨拶に登壇。映画の挿入歌である「サヨナラまでのあいだ」を観客の前で熱唱した。
“全部美玲”というキャッチコピーで桐谷さんを主演に迎えた作品が2本立てで公開されるが、
当の桐谷さんは最初にオファーを受けたときの心境について「正直、よく分からなかったです。
いきなり2本立てと言われても…。マジですか? という気持ちで」と驚きを明かす。
『乱反射』では、高校生にして歌人の志摩を演じたが「志摩ちゃんはすごくピュアで高校生ならではの無邪気さを持ってる。
でも私は20歳を超えてますので(笑)、できるだけ初々しく、無邪気さを思い出しながら演じました」と述懐。
一方、『スノーフレーク』の大学生の真乃に関しては「芯が強くて頑固なところがあり、
負けず嫌いですが、そういう部分は私と似ていると思います。そこを活かせればと思いました」と語る。
メガホンを握った谷口正晃監督は、桐谷さんについて「壁を作らないしなやかさが、若い人たちに支持される桐谷さんの魅力なんだと感じた。
ただ、2本を撮り終えて感じたのは、彼女はガッツのあるタフな女優であるということ。芝居への向き合い方も真摯で、ある意味“古風”」と称賛を並べる。
『スノーフレーク』は函館が舞台となっているが桐谷さんは「9日間のロケで5回くらい名物のイカソーメンを食べました。
生きているイカをその場でおろしてくれるんですが、ハマりました」とニッコリ。時間がないながらもロケ地を楽しんだようだ。
この2作では主演に加えて主題歌と挿入歌を担当しているが「歌は苦手意識しかなかったので…」と苦笑い。
この日はお母さんの誕生日ということで「プレゼント代わりに歌います。温かく見守ってください」と語り、
「サヨナラまでのあいだ」を披露。熱唱後、客席から拍手と歓声がわき上がると「緊張しました!」と少し恥ずかしそうに笑顔を浮かべていた。
『乱反射』、『スノーフレーク』は8月6日(土)よりシネマート新宿ほか2本立てで公開。
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