東北大、ロボで被災キャンパス調査−陸と空から3次元データ収集
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1420110728eaap.html?news-t0728 東北大学は30、31日に米国の研究者と共同で、東日本大震災で被災したキャンパス内の建物でロボットの実証試験を行う。
同大で開発した小型移動ロボットと米国の超小型飛行ロボットを使い、被害状況を調査する。
陸と空の情報を組み合わせれば被害をより正確かつ安全に把握できる可能性があり、その有用性を検証する。
人間が入るには危険な場所の状況を調査する技術の確立を目指す。成果は8月1日に同大で開かれる特別講義で発表する。
実験するのは東北大学の田所諭教授と、米ペンシルベニア大学のビジェイ・クマー教授。
1日に同大に設置された「極限ロボティクス国際研究センター」の初めての実質的な活動となる。
実験は田所教授らが開発した小型移動ロボット「クインス」と、クマー教授が開発した超小型飛行ロボット「ペリカン」を使って行う。