真夏ノ夜ノ夢

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1名無しさん@涙目です。(長屋)

フェイス:新曲「真夏ノ夜ノ夢」をリリース、甲斐名都さん /大阪

◇「頑固」に自分のスタイル
新曲「真夏ノ夜ノ夢」を6月リリース。キーボードとアコースティックギターの乾いた音が夏を感じさせる。
「夜の風/髪をなで/手を引かれ/トキガトマル」。思いを寄せる男の子に誘われ、遊びに出かけた女の子。
「楽しいはずなのに、彼の気持ちがわからないから切なくなったり、むなしくなったり……。片思いの気持ちを表現できればと思って歌詞を書いた」

キーボードを弾きながら歌うシンガー・ソングライター。言いたいメッセージがないと、曲が生まれてこないという。
「一番は歌詞が大事。誰にでも書ける詞は書きたくない」。自作の歌を「日常の中の1ページを描いたもの」と説明する。
中でも恋愛の歌が多い。「恋愛は気持ちの上がり下がりが激しくなり、自分の中の喜怒哀楽を最も感じる瞬間。
例えば、片思いの時は自分に自信が持てなくなったり、嫌いになったりすることがあるけど、前向きな気持ちを忘れないでというメッセージを乗せている」という。

 父は日本のロックの開拓者、甲斐よしひろさん。当初は音楽の道に進むことを反対されたが、昨年、父のライブにゲスト出演もした。
父から学んだのは「頑固でなんぼ」ということ。「頑固でないと、自分のスタイルは決して築けない。自分がやりたいことを仕事にできる人間なんて限られただけ。
それを誇りに、頑固にいきたい」

 8月〜9月、大阪、東京、名古屋でツアー。夏になると「ライブしなきゃという気持ちになる」という。「中でも大阪の人は熱い。『待ってました』と声を上げてくれる。
大阪の盛り上がりは、ツアー中の私にとって、大きな味方。パワーをもらえる」

 前作のアルバムから1年半。ぼちぼち新作も聴きたいところ。「今年中には形にしたい。ライブでは新曲を披露するから、一足早く感じに来てほしい」【今西拓人】

http://mainichi.jp/area/osaka/news/20110720ddlk27070360000c.html