アフガニスタンからの情報によると、カルザイ大統領の弟で南
部カンダハル州議会議長のアフマド・ワリ・カルザイ氏が12日、同州の自宅で銃撃を受けて死亡した。
同州知事の話によれば、同氏は友人らを招いた集まりの最中に殺害された。犯行の動機は不明だという。
知事は当初、殺害したのは同氏の友人だと述べたが、報道官がその後、警備担当者の犯行だったと訂正した。
病院の責任者によると、同氏は頭と胸に銃弾を受けていた。
同氏の名前は、内部告発サイト「ウィキリークス」で昨年公開された米外交公電にも登場していた。
ある文書には、同氏が米外交官との会談で、州内で最大の権力を握っているのは知事ではなく自分だと述べたことなどが記録されている。この会談ではまた、自身が麻薬取引の疑いをかけられていることに言及し、
「いつでもうそ発見器の検査に応じる」「麻薬疑惑は料理をおいしく見せるスパイスのようなもの」などと語っていた。
また、別の米当局者のメモには「州議会議長として扱わなければならない相手だが、一般には汚職や麻薬取引で知られている」
「この人物の提案には懐疑的な姿勢で応じるべきだ」と書かれていた。
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