4日に公開した2010年の国会議員所得報告書で主要10政党党首の所得を見ると、国民新党の亀井静香代表が4466万円で最も多かった。
民主党代表の菅直人首相は3222万円で3位。菅内閣の閣僚では松本龍復興担当相が7143万円でトップだった。
首相の所得の大部分を占めたのが3104万円の給与所得。
昨年6月の首相就任に伴い給与が増えたことが、前年に比べ949万円増加の主因となった。
著書の印税や原稿料などによる収入も137万円あったが、不動産所得では18万円の損失を計上した。
首位の亀井氏は警備会社など3社・団体の顧問料、テレビ出演料、原稿料などの雑所得が2298万円に上った。
郵政・金融担当相時の議員歳費への上乗せもあり、前年首位だったみんなの党の渡辺喜美代表を抜いた。
自民党の谷垣禎一総裁、公明党の山口那津男代表、共産党の志位和夫委員長らは議員全体の平均所得を下回った。
閣僚の中で所得トップの松本氏は、貸家や貸地による不動産所得だけで4958万円。
ただ、株式の売却で969万円の損失を出したことが響き、前年より1500万円近く所得を減らした。
「ポスト菅」候補に名前が挙がる議員では、テレビ出演料や原稿料が400万円を超えた原口一博前総務相が3024万円で1番。
前原誠司前外相が2641万円、仙谷由人官房副長官が2638万円、岡田克也幹事長が2606万円と、鳩山前政権・菅政権で主要閣僚を務めた
議員が上位に並ぶ。樽床伸二元国会対策委員長(1899万円)らは全体の平均所得以下にとどまった。
http://l.moapi.net/http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819481E2E1E2E0EB8DE2E6E2E5E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2 復興相「問題ない。長幼の序わきまえた方いい」
松本復興相は4日昼、自らの発言について、「私は(問題)なかったと思う」と述べた。また、菅首相から求められれば、
発言の真意を首相に説明する考えを示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
この中で、松本氏は3日に会談した村井嘉浩宮城県知事が遅れて部屋に入ってきたことに対し、
「お客さんが来るときは自分が入ってから呼べ」と発言したことについて、「呼ばれて入ったら、3、4分出てこなかったから怒った。
九州の人間はお客さんが来るときは本人が(先に部屋の中に)いる。(知事は)長幼の序をわきまえた方が(いい)」と説明した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110704-00000629-yom-pol