何でダイオウイカっていつも死んでるの

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1 忍法帖【Lv=21,xxxPT】 (徳島県)

瀕死のダイオウイカ、フロリダ沖で発見

6月26日の現地時間午前11時ごろ、フロリダ州ポートサレルノの19キロ沖を漂っているところを釣り人に発見されたダイオウイカ。
大きな損傷はなく、発見時はまだ動いている状態で、発見者を驚かせた。
ダイオウイカはこれまで生きた状態で研究されたことがなく、
この標本によって謎のイカの新たな一面が明らかになるのではと期待さている。
 「見つけたときは3人とも、何だこれは!と叫んだよ」と、趣味の釣りに出かけていてこのイカを発見した1人、
ロビー・ベンツさんはフロリダ州南部の放送局WPTVに語った。「死んでからまだそれほど時間が経っていないようで、
触手はまだ動いていたし、(釣り船に)引き上げたときには絡みついてきたね」。
 岸に戻ると野生動物保護機関に連絡を入れ、こうしてダイオウイカの標本はゲインズビルにあるフロリダ自然史博物館に
保管されることになった。
 地球上の無脊椎動物で最大の大きさを誇るダイオウイカは、大きなものでは体長18メートル、
体重1トン近くに達するものもあると考えられている。ただし今回の標本は、体長約8メートル、体重は約90キロだった。
 他のダイオウイカ同様、今回捕獲された標本は全体的に白く、表皮のところどころに赤い部分があった。
この部分には色素胞と呼ばれる色素細胞が含まれており、色を素早く変える機能を持つ。
これは情報伝達や擬態に使われているものと考えられている。
 ダイオウイカは世界中の海で発見されているが、フロリダ沖の大西洋での目撃情報はこれまで少なかったと、
無脊椎動物を専門とするフロリダ自然史博物館の古生物学者で、今回の標本の保存にも協力したロジャー・ポーテル
(Roger Portell)氏は説明する。