【ベルリン=共同】昨年のサッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ
大会で、ドイツ戦と決勝の計8試合の結果を“予言”、全て的中させたタコ
「パウル君」の後継を決めようと、パウル君を飼育していたドイツ西部オ
ーバーハウゼンの水族館の運営会社は24日、国内8カ所の水族館で計8匹
のタコによる予言能力コンテストを実施した。
地元ドイツで26日から7月中旬まで開かれるサッカー女子W杯を盛り上げ、
パウル君人気の再来を狙ったもの。
「誰がパウルになれるか」と題した24日のコンテストは、ドイツとカナダに
よる女子W杯の開幕戦が対象。好物の貝などを入れた水槽内の容器にはそれ
ぞれの国旗が描かれており、タコが選んだ国を「勝利する国」とみなすルー
ル。今回は3匹が「ドイツの勝ち」、2匹が「カナダの勝ち」と“予言”した。
他のタコは予測しなかった。
昨年死んだパウル君の後継としては、既に「パウル2世」がお披露目されて
いる。だが、水族館側は「他のタコに天性の予言能力がある可能性がある」
として、経営主体が同じ水族館から競争相手を選抜。ドイツ代表の試合や
決勝トーナメントについて、パウル2世を含めた8匹のタコによるコンテ
ストを実施し競わせることにした。
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819695E0E6E2E7988DE0E7E2E4E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2 24日、ドイツでサッカー女子W杯の“予言”コンテストに参加したタコのパウル2世
http://goo.gl/n6iCw