うんこバーガーに未加工品混入、回収急ぐ

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1名無しさん@涙目です。(東京都)

今月3日、株式会社うんこパン・岡山工場で作られた「うんこバーガー」が、製造・加工で必要な反応剤の投入プロセスの故障により、未加工のまま出荷されていたことが分かった。
同社では同工場からコンビニなどに出荷された3万個のうんこバーガーを回収すると共に、市場に出ている岡山工場製のうんこバーガーを食べないよう、広く呼びかけている。

同社の説明によると、人糞を含む下水汚泥を人工肉に加工する過程で、たんぱく質を抽出するために必要な反応剤を投入するプロセスが、機械の故障によりうまく作動しなかったことが原因だという。
今月中ごろから、同社に対し「うんこバーガーの味がおかしい」との問い合わせが続いたため、製造ラインの点検を行ったところ、故障が発覚した。

同社ではまもなく岡山工場での生産を停止。出荷された3万個のうんこバーガーの回収に入り、今日現在そのうち2万個の回収を終えた。
だが残る1万個についてはすでに消費者の手に渡ってしまったため、同社では異臭や食感に違和感を覚えた場合、食べずに廃棄するか、同社お客様センターにて安全なうんこバーガーへの交換を呼びかけている。

「うんこバーガー」は21世紀初頭、岡山県の企業が開発、一部ネットメディアで話題になった。
当時はそのネーミングや製造コストの高さから「誰が食べるのか」と好奇の目で見られる程度だったが、その後の世界的な人口爆発や家畜に対する人格意識の高まりから、再評価の機運が高まった。

2050年ごろからは製造コストも当初の100分の1まで下がり、天然の肉より安価で低カロリーあることや、人口増加に伴う人糞生産量が21世紀初頭の十数倍まで高まったことから、徐々に浸透していった。
また、「うんこ」という言葉を広告業界とメディアが結託して大宣伝したため、言葉のゲシュタルト崩壊が進み、22世紀現在ではかつてのように「うんこ」という言葉が引き起こす嫌悪感もなく、広く一般に受け入れられている。

今回、回収を発表した株式会社うんこパンはうんこ肉生産の国内シェア1位。
うんこバーガー以外にも、うんこステーキ、うんカツ、うんこ巻、うんこカレーなど、うんこ肉商品を広く扱っている。

http://kyoko-np.net/2111062401.html