西武の菊池が2年目で初登板。直球に切れはあったが、スライダーの制球がいまひとつ。一回に暴投で失点すると、
味方が逆転した直後の三回には直球も甘くなり4安打を浴び、この回持たずに4失点で降板した。
2軍戦では5試合に先発して2勝1敗。自信を持って臨んだものの、「相手が二枚も三枚も上だった。落ちる球と内角をもっと突くことが必要」と課題が浮き彫りとなるデビュー戦だった。
それでも左肩痛の影響で2軍で2試合投げただけで終わった昨年と比べれば、大きな一歩。
試合後に2軍降格が決まったが、菊池は「もっともっと強くなりたい」と前を向いた。
渡辺監督は「ファームで一番いいのは誰だ、と聞いたときに『菊池』と言われる投手になって、戻ってきてほしい」
とエールを送った。
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2011061200203