反体制派トップと協議 リビア訪問の英外相
2011.6.5 09:50
リビア反体制派「国民評議会」が本拠地とする北東部ベンガジを訪問したヘイグ英外相は4日、
同評議会のアブドルジャリル議長と会談、北大西洋条約機構(NATO)による政府軍への空爆
や政府軍と反体制派の戦闘の状況、人道支援策などを協議した。
外相は、国民評議会の正式承認には踏み込まなかったが、同評議会がリビアの正統な代表機関
であるとの認識を強調。最高指導者カダフィ大佐の速やかな退陣を促した。
反体制派に通信機器や防弾チョッキなどをさらに提供する意向を示し、西部ミスラタで政府軍
が敷設した地雷などの除去支援に当たることも表明した。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110605/mds11060509510002-n1.htm