来年30歳になる弟(無職)が一日中エアコンとPCつけっぱで、しかもカーチャンに文句言いまくりなんだが

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1名無しさん@涙目です。(兵庫県)

かつてニート(NEET; Not in Education, Employment or Training)という言葉が流行りましたが、みなさんは覚えていますか?
教育、労働、職業訓練のいずれにも参加していない状態の若者が増えて問題になりましたね。
今回ご紹介する「ニート」は、これとは異なり、密かに私たちの健康のカギを握る、増えると嬉しいニートなのです。

 コンビニやスーパーが身近にある生活を送る私たちにとって、食べ物に困ることはほとんどありません。
「飽食の時代」といわれ久しいですが、同時に肥満や生活習慣病を患う人も急増しています。
これらの疾患が増えた原因は、一見、食べ過ぎにあるように考えがちですが、実は一概にそうともいえない報告がなされました。

 国民健康・栄養調査結果によると、2003年の日本人1日当たりの摂取カロリーは1920キロカロリーであり、これは戦後1946年の1903キロカロリーとほとんど変わらないのです。
これ、とても意外な気がしませんか?食の欧米化も進み問題視されていますが、カロリーの面でいえば、私たちは食べ過ぎている訳ではないのですね。

 では、太ってしまう原因は一体何でしょう。
それは、食べ物とエネルギーの関係から明らかにできます。
先ほどから使っているカロリーという言葉は、エネルギーの量を表しています。
たとえば三大栄養素であるタンパク質、脂質、炭水化物をそれぞれ1g摂取することで、人間は約5.65、9.45、4.1キロカロリーのエネルギーを得られます。
得られたエネルギーは、身体を動かしたり温めたりするために消費されますが、消費できなかった分は体内に残ったままになってしまうのです。
これが、太る原因となります。つまり、カロリーをうまく減らせないから太ってしまうのですね。
このことから、現代を生きる私たちには、身体を動かしカロリーを消費する機会が減っていると考えられます。

http://www.su-gomori.com/2011/06/neat.html