甘夏やパイナップルを大福に−「洛心館」がフルーツ大福、男性客にも人気
(2011年05月31日)
洛心館のメロン、パイナップル、甘夏、ピオーネを使った大福
創作和菓子の店「洛心館」(京都市中京区柳馬場錦小路上ル十文字町、TEL 075-221-2577)がフルーツを使った大福「つつみ果実」の販売を始めた。
季節の国産フルーツを大福にした同商品。4月から販売を始め、5月末からは商品を入れ替え、ピオーネ、パイナップル、甘夏、メロンの大福を店頭に並べる。
「もともと季節限定で販売していたイチゴ大福が人気だったので、季節ごとのフルーツを大福にできないか」と始めたという。
フルーツの甘みやみずみずしさを生かすために試作を繰り返し、約1年かけて商品化。フルーツは食感などを確かめながら産地や品種を選んだという。
「果物は適度に酸味のあるものがうまく合うようだ」と同社営業担当の松本健一郎さん。
果物によってあんの種類なども変えている。今回のピオーネには黒あん、そのほかは白あんを使った。
冷蔵保存するため少し柔らか目にしたもちの生地で包み、艶やかさを出すために生地の外側は寒天でコーティング。「バランスを考えて作っているのでぜひ一口で食べていただければ」と松本さん。
商品は自宅用に購入する人が多く、利用の少なかった男性や若い女性にも人気だという。「大福は2つも食べればおなかいっぱいになるが、これはぺろっと4つ食べられた」と話す人も。
「当店の商品は和菓子の良さを残しながら洋の素材や手法を取り入れている。
これからも和菓子を生かした商品を作っていきたい」と松本さん。今後もシリーズとして旬の果物を使った商品を出す予定だという。
1個263円。4個入り1,050円、6個入り1,575円。営業時間は10時〜19時。水曜定休。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1452046439