高岡厚生センター管内にある高等教育機関の学生などが腸管出血性大腸菌O157に集団
感染した問題で、県は高岡市にある焼肉店での食事が原因と断定しました。
県厚生部によりますと、先月、高岡厚生センター管内の高等教育機関の学生やその家族な
ど、24人がO157に集団感染していることがわかりました。
また20人が下痢など食中毒の症状を訴えました。
県では調査を進めた結果、学生たちが36人のグループで先月6日に高岡市あわら町の
牛角高岡店で夕食をとったことがわかりました。
共通の食事はここだけで、他の学生や学校からは菌は検出されていないことから県はこの
店での食事が原因と断定し、この店を2日から3日間の営業停止としました。
同じ日にこの店を利用した他の客で症状を訴えている人は今のところいないということです。
当時、この店では生肉は提供しておらず、県では、肉によく火を通さなかったか直接箸で
生の状態の肉を触ったなどして、感染した可能性があると見ています
http://www2.knb.ne.jp/news/20110602_28321.htm http://www2.knb.ne.jp/news/images/20110602_28321_001.jpg