脱毛&薄毛に関する3つの“髪トリビア”を紹介
夏場の発汗や紫外線は、脱毛・薄毛の原因になるといわれているが、意外と正しい知識をもってケアしている人は少ないのでは?
そこで、抜け毛の原因について、シャンプー「スカルプD」を開発した専門家に直撃。効果的なケアについて聞いてみた。
【トリビア1】髪は皮膚の一部って本当?
「そうともいえます。皮膚は、主に表皮・真皮・皮下組織の3つの分かれています。毛髪と、
その3つの皮膚が接している部分を毛包といいます。その毛包の一番下に毛乳頭があり、
その周りにある毛母細胞が細胞分裂をして毛髪が作れられます。毛母細胞はケラチンという
皮膚に存在するたんぱく質成分を取り込み毛幹を作るので、髪は皮膚の一部ともいえるのです」
【トリビア2】髪の毛って1日何本くらい抜ける?
「人間の髪は約10万本あるといわれています。その中で、1日に抜ける本数は、もちろん個人差はありますが、
生理的な脱毛(自然脱毛)は100本前後といわれています。シャンプー直後にいっぱい抜けたように見えても、
全体からするとそんなに心配することはないんですよ」
【トリビア3】抜け毛が増える原因は?
「抜け毛が増える原因はいろいろ考えられますが、その主な説として『男性ホルモン』『遺伝』『ストレス』『食事・生活習慣』
などがあります。中でも、薄毛にはやはり『遺伝的要素』が大きく関係していますが、“しっかり頭皮を洗う”など、
お手入れ次第で、薄毛を遅らせることができるようになってきています。
逆に、親にも親戚にも薄毛がいないからと安心して(?)不摂生をすると、薄毛になることもあるので、注意が必要ですね。
『ストレス』で、自律神経やホルモンのバランスを乱したり、バランスの偏った『食事』や『睡眠不足』で、
不摂生な生活を続けたりすると、頭皮の栄養状態が悪くなり、髪は成長しにくい状態になるのです」
http://news.walkerplus.com/2011/0528/6/