今季UCL出場の3監督が決勝を予想
28日にFCバルセロナとマンチェスター・ユナイテッドFCがウェンブリー・スタジアムで激突するUEFAチャンピオンズリーグ決勝は、果たしてどのような展開になるのだろうか。
欧州トップクラスの監督たちがそれぞれの予想をUEFA.comに語ってくれた。
ミランのマッシミリアーノ・アッレグリ監督
非常に緊迫した展開を予想している。極めてレベルの高い選手がそろった2チームだけに、多くのゴールが生まれる試合になるとも思う。
どちらもユニットとしてうまく機能するチームだ。共に多くのタレントを擁しているが、チームとしても非常に強い。
私が今大会で最も注目した選手といえば、やはりリオネル・メッシとウェイン・ルーニーの2人だ。
決勝では彼らが主役を務めることになるだろう。ただし、中盤を制したチームが勝利を収めるはずだ。
マルセイユのディディエ・デシャン監督
個人的にはバルサの方が気に入っている。相手よりも長くボールを保持し、結果を手に入れること。つまり攻撃的なプレーがサッカーの目的だからね。
バルサの選手たちは5-6年、いや7-8年は一緒にプレーしており、その攻撃的なスタイルは完全にチームに浸透し、選手たちの体が自然に動くようになっている。
バルサのピッチ上での動きを見ていると、それぞれバックグラウンドが違う選手たちに、あのスタイルをどうやって教え込んだのかと驚かされるばかりだ。
それ自体が見事な偉業といえるだろう。
オセールのジャン・フェルナンデス監督
個人的には、自分たちのサッカーが完成しているバルセロナの方がわずかに有利と予想する。
私が考える唯一の不安材料は、バルセロナの守備がどこまで持ちこたえられるかという点だ。
守備が崩されるようであれば、ハビエル・エルナンデスを擁するユナイテッドが勝機を見出すに違いない。
ユナイテッドは間違いなく相手のテクニックを警戒するはずだが、フォーメーションを変えてくることはないだろう。
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