ソニー PS3の失敗を踏まえ低コストハード路線に移行

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1名無しさん@涙目です。(神奈川県)

ソニーCFO、大規模投資のゲーム機開発見直し示す(一問一答)

ソニー(6758)が26日発表した2011年3月期決算ではゲーム事業の採算が改善し、ネットワーク関連事業が黒字転換した。
加藤優最高財務責任者(CFO)は説明会で、今後の家庭用ゲーム機について「プレイステーション3(PS3)のように
大きな損失を出すようなプラットフォームは考えていない」ことを明らかにした。コスト先行型の開発を見直す考えを示した。
説明会には神戸司郎業務執行役員も同席した。主なやり取りは以下の通り。

――11年3月期でゲーム事業が黒字転換したが、このまま安定的に黒字が続く見通しはあるか。
加藤氏「過去数年の赤字の主な要因はPS3のプラットフォームに多くの技術を盛り込んだ結果、売値とコストに大きな乖離(かいり)が生じたことだ。
他社に投資余力がなかったため、自社で数千億円という設備投資をして半導体も作った」

「今は(半導体チップを受託生産する)ファウンドリーの状況も変わっている。
PS3のように初期投資に膨大な金額をかけることは、将来のプラットフォームではもう考えない」

http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381949EE0E4E296998DE0E4E2E7E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;at=DGXZZO0195165008122009000000