コロンビア大ケントホールの図書館では、キーンさんと日本の文豪らが交わした書簡が公開された。
ふちが丸まり、変色した川端康成の名刺。「七十に一つ加えて七くさの、なづなの粥(かゆ)を祝ふとしかな」との
句が書き込まれた1956(昭和31)年の谷崎潤一郎からの年賀状。「谷崎さんは、私がまったく知られていない時
に2回も私の本の序文を書いてくださいました」
「親友になった安部公房さんとはニューヨークで、私が日本から帰った直後に会いました。時差ボケの私を彼は
アル中だと思ったようです」「永井荷風さんと会い、1時間以上も話しました。あれほどきれいな日本語を聞くのは
初めて。まるで音楽のよう」。昨日のことのように目を輝かせ、話が尽きない。
キーンさんが日本への永住を決めたというニュースは、震災に打ちのめされた日本人の胸に響いた。「移住は前から
決めていたことです。地震で気持ちが強まったのです。今年9月までに日本に移り、米国には帰りません。20年前から
日本への永住権はありますが、はっきりと自分の立場を示したいと思いました。日本人になります」と、一気に語った。
日本滞在中の今年1月6日、腎臓の機能低下を併発した重症の痛風となり、東京都内の病院に3週間入院した。
一時は寝たきりや車いすの生活も覚悟した。
「みなさん心配してくださいました。看護師さんは熱心に看護してくださった。ニューヨークなら二、三日で『退院してくれ』でしょう。
日本人は本当に優しかった」
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110518dde012040013000c.html 「多くを日本で教わり、本当に有意義な人生が送れました。日本人のおかげです。だから本当に、日本という国に深く深く感謝しています」
日本ではまず、正岡子規の評伝を仕上げたい。「私はワーカホリック(仕事中毒)です」。これも日本で教わった、と笑った。
2 :
名無しさん@涙目です。(catv?):2011/05/24(火) 03:50:04.40 ID:mR9VSckmi
夏目漱石
3 :
名無しさん@涙目です。(catv?):2011/05/24(火) 03:50:19.16 ID:d4VsiK130
もっとしこってくれっ、もっとしこってくれっ
4 :
名無しさん@涙目です。(catv?):2011/05/24(火) 03:50:43.62 ID:Vvg+qHUC0
田丸ひろし
5 :
名無しさん@涙目です。(佐賀県):2011/05/24(火) 03:51:01.44 ID:choBmpzi0
堀田善衛
6 :
名無しさん@涙目です。(神奈川県):2011/05/24(火) 03:51:12.71 ID:gqeXgu5N0
通風腎とはまた重症な
7 :
名無しさん@涙目です。(東京都):2011/05/24(火) 03:51:14.23 ID:mWg1QiB1P
池田大作だが?
砂の女
もう表舞台に復帰するのは無理だろ
北杜夫
11 :
名無しさん@涙目です。(関東・甲信越):2011/05/24(火) 03:51:58.32 ID:NoVNQ4+TO
KAGEROWの作者
この人、荷風と会ったんだ、うらやましい
13 :
名無しさん@涙目です。(大阪府):2011/05/24(火) 03:52:24.68 ID:zsdcUau30
↓箱男
箱男の完成度は異常
砂の女クソつまらん
東野圭吾読んでたほうがマシ
16 :
名無しさん@涙目です。(神奈川県):2011/05/24(火) 03:53:31.91 ID:gqeXgu5N0
>>12 ブラジル代表のカフーなら見た事あるぞ、おれ
箱男意味わからんかった
誰か解説しろよ
18 :
名無しさん@涙目です。(静岡県):2011/05/24(火) 03:54:26.14 ID:4YrKw89D0
砂の女と箱男だけの人だろ?
まぁこの2作は面白かったが
19 :
名無しさん@涙目です。(千葉県):2011/05/24(火) 03:54:27.56 ID:cAKQ/EQw0
野良魚だ!には笑った
20 :
名無しさん@涙目です。(catv?):2011/05/24(火) 03:54:56.47 ID:4AgxUu030
小説嫌いな俺でも読んだ作家
21 :
名無しさん@涙目です。(dion軍):2011/05/24(火) 03:55:36.30 ID:RQ4woekP0
人間そっくり
開高健だな
23 :
名無しさん@涙目です。(兵庫県):2011/05/24(火) 03:56:28.99 ID:l3p0qoDD0
島崎藤村こそ最強
24 :
名無しさん@涙目です。(関東・甲信越):2011/05/24(火) 03:56:50.03 ID:PRN9/dkwO
井上ひさしは超えてるかもだぞ
25 :
名無しさん@涙目です。(東京都):2011/05/24(火) 03:57:42.09 ID:XalUr5nI0
志賀直哉よりは上でいいよ
26 :
名無しさん@涙目です。(長屋):2011/05/24(火) 03:58:01.15 ID:LuuTBWwi0
安部譲二かと思った
27 :
名無しさん@涙目です。(東京都):2011/05/24(火) 03:58:34.83 ID:GTt7ZYqV0
28 :
名無しさん@涙目です。(東京都):2011/05/24(火) 03:59:11.53 ID:CZa966LH0
芥川好きよ
鼻とか藪の中とかえええやん
29 :
名無しさん@涙目です。(チベット自治区):2011/05/24(火) 03:59:27.16 ID:xRn8RFup0
日本文学って世界的にはまだまだ正当に評価されてないな。
ちゃんと発掘されて理解されてないというか。
ちょっと前までは質量ともに間違いなく世界一だったろ。
30 :
名無しさん@涙目です。(内モンゴル自治区):2011/05/24(火) 03:59:38.34 ID:2/0Wk3vTO
腐れ厨房
31 :
名無しさん@涙目です。(関東・甲信越):2011/05/24(火) 04:00:14.86 ID:PRN9/dkwO
>>22たしかにそれもあった!
でも仏文的かも、開高
>>17 シャブ中じじいと跡継ぎの無免許医が
一つの看護婦ヲチ用アカウント(箱)使ってハァハァする話
34 :
名無しさん@涙目です。(京都府):2011/05/24(火) 04:00:34.49 ID:KBuodlqu0
ガキの頃箱男で抜いたわ
35 :
名無しさん@涙目です。(関西地方):2011/05/24(火) 04:01:42.81 ID:BKaIKXsG0
創造力がないから砂の女の住居とか周りの部落の様子とかの情景を三次元的なリアルでイメージできない
方舟さくら丸良いよね
とくにじじいが女子中学生さらう理由を
女は若い方が良いって云う所
37 :
名無しさん@涙目です。(dion軍):2011/05/24(火) 04:03:52.60 ID:4gfRDuoC0
おまえら
安部公房が軽装版解析概論の帯書いたの知らんだろ
38 :
名無しさん@涙目です。(関東・甲信越):2011/05/24(火) 04:04:33.43 ID:dgAjNpQKO
お前ら三島由紀夫は?
密会と人魚伝が好き
砂の女観たいんだがレンタル屋にないんだよなあ
方舟さくら丸は凄く面白いぞ。主人公が作った地下の巨大核シェルターに色んな人が逃げて暮らす
話。主人公は便器の中から足が抜けなかったり悪い集団が女子中学生狩りをやったりする。
短編小説の闖入者も凄く面白い。アパートに突然大家族が押し寄せて住民の主人公の意見を毎回
多数決で否定していつのまにか部屋が大家族に乗っ取られる話。
この人たしか東大医学部だっけ?それだけで評価してる人も多そうだな
42 :
名無しさん@涙目です。(チベット自治区):2011/05/24(火) 04:05:39.08 ID:xRn8RFup0
>>32 80年代から急激にダメポになった感じが。
43 :
名無しさん@涙目です。(静岡県):2011/05/24(火) 04:06:06.10 ID:4YrKw89D0
三島は美徳のよろめきしか読んだことない
44 :
名無しさん@涙目です。(dion軍):2011/05/24(火) 04:08:44.91 ID:B2d+Ruhy0
教科書に載った『棒』しか読んだことはないが
でも何度も読み返したよ、面白かったよ
45 :
名無しさん@涙目です。(宮城県):2011/05/24(火) 04:08:48.01 ID:vDMy1LJ+0
砂の女って一体どこが文学的に評価されてんの?
アレただの官能小説じゃん
46 :
名無しさん@涙目です。(埼玉県):2011/05/24(火) 04:10:33.79 ID:lg41PpqC0
赤い繭が高校の教科書に載ってたな
他の作品と一線を画している感じを受けて
更に内容を覚えてるのはこれと中島敦の山月記だけだ
47 :
名無しさん@涙目です。(神奈川県):2011/05/24(火) 04:12:14.29 ID:cJ99LOui0
>>39 ニコニコ動画にあったよ。
今もあるか知らないけど。
こんなのもあるのかと驚いた。
箱男も触りだけあった。
48 :
名無しさん@涙目です。(長屋):2011/05/24(火) 04:12:36.37 ID:IqJxV1M90
安部公房とつかこうへいの作品って作者の思考の継ぎ目が見える気がするんだよな
あーこの部分は書いてる最中にひらめいた展開を付け加えたな、とか感じることが多々ある
49 :
名無しさん@涙目です。(関東・甲信越):2011/05/24(火) 04:13:40.75 ID:JiK/tD8nO
イシグロカズオ
50 :
名無しさん@涙目です。(長屋):2011/05/24(火) 04:14:01.82 ID:Fsy96XE60
新潮文庫は安部公房の背表紙を銀色に変えるのか変えないのかはっきりしろよ
買い集められないだろ
谷崎潤一郎は?
この人の小説はすごく面白いんだ、文句なしで面白いんだ
ただ、人に進められないんだ・・・
54 :
名無しさん@涙目です。(dion軍):2011/05/24(火) 04:16:28.30 ID:B2d+Ruhy0
>>46 俺はその山月記と『九番目の男』を覚えているな
村上春樹だったけど、乱歩っぽい話だったせいで妙に頭に残っている
燃え尽きた地図
56 :
名無しさん@涙目です。(広西チワン族自治区):2011/05/24(火) 04:16:56.21 ID:u6+Tv9ZfO
うちの現国の教師は、今回の教科書の題材はつまらんからこれにするとかいって
筒井康隆や安部公房の作品をプリントして配ってた
「燃えつきた地図」の失踪人の捜索を依頼した女が住んでる集合住宅の見取り図を
書ける人いる?どう頑張ってみても書けないんだよね。
カフカ好きなら好きなんじゃね
59 :
名無しさん@涙目です。(宮城県):2011/05/24(火) 04:18:51.01 ID:vDMy1LJ+0
山月記は正直ショックだったな
あれを読ませてくれてありがとうと言いたい>>文部省
60 :
名無しさん@涙目です。(長屋):2011/05/24(火) 04:19:20.91 ID:8y04JIVf0
砂の女よりも他人の顔が最高傑作
61 :
名無しさん@涙目です。(dion軍):2011/05/24(火) 04:22:15.74 ID:B2d+Ruhy0
ゲームって奴のまとめ持っている奴いない?
いきなり
>>1に金が振り込まれてファックスで
「今からゲームを始める」どうのこうの言われて実況するんだけど
ぱったり途絶えて後日別の人が書き込んで
その
>>1が数日行方不明になっていて意識朦朧で保護されたって話
釣りだとは思うが、面白かったんだよね
もう一度まとめを読みたいと思ったら俺が持っていたサイト潰れちゃったんだよな
62 :
名無しさん@涙目です。(dion軍):2011/05/24(火) 04:22:42.84 ID:B2d+Ruhy0
やだ誤爆した
第四間氷期が出てないのはどういうことなの?
齋藤智
65 :
名無しさん@涙目です。(神奈川県):2011/05/24(火) 04:24:53.85 ID:cJ99LOui0
>>63 地上病だとかで涙を流すってラスト
が最高にキレイな締め方だった。
66 :
名無しさん@涙目です。(長屋):2011/05/24(火) 04:32:37.91 ID:5FIYbpS70
従来のSFのタイムマシーンものに不満を持って書いたんだっけ>第四間氷期
>>58 カフカ的なものを求めて砂の女を読んだらがっかりした
不条理ではあるがユーモアがもっと欲しい
バカサヨが大好きなイメージがあるな
第四間氷期:批評家だか誰だかに、えらく酷評されたってどこかに書いてあったね
今読むと設定はすんなり入っていけるし目新しい物は無いけど、当時は違和感があったんだろうね。
天才の孤独ってヤツかなぁ
短篇の名手だよな、きらめくようなイメージの連続、無駄のない硬質な文体・・・
良い意味でも悪い意味でも箱男が代表作だな、基本的に長編には向かないというか。
個人的には、密会あたりから文体の微妙なムラが気になり出した。
74 :
名無しさん@涙目です。(長屋):2011/05/24(火) 04:54:22.78 ID:Fsy96XE60
ユーモアのある日本の作家がもっと存在すればいいのに
>>69 まあわかる気がするわ
ノサックの一部作品が個人的にカフカの流れを感じるので読んでみてくれ
箱男がピークだなあ
あんな書き方をしてたら無理もない
密会は全然分からなかったな。難解すぎる。
カンガルーノートは衰えを隠せなくて読んでてちょっと悲しかったな
79 :
名無しさん@涙目です。(関東):2011/05/24(火) 05:08:34.02 ID:+rzrk2RaO
若い頃ハマってほとんど読んだわ
一番好きだったのは第四間氷期かな
砂の女はたいした事ない
脚フェチ、NTR、ロリのオナニーとエロ要素盛りだくさんなのなんだったっけ?
10年くらい忘れてたんで読み返してみるかな
80 :
名無しさん@涙目です。(関東):2011/05/24(火) 05:10:01.59 ID:+rzrk2RaO
密会だった
81 :
名無しさん@涙目です。(熊本県):2011/05/24(火) 05:10:25.54 ID:CN/+sr+I0
密会とカンガルーノートはちょっと内容被ってるよね
人魚伝、壁、第四間氷期あたりは単純におもしろいし凄い
脚フェチは箱男だな
他人の顔はある意味NTRとも言える
衰えをハッキリ感じたのは箱舟さくら丸だった・・・、主人公・登場人物の性格・言動についていけなくなった。
意識的に奇妙なキャラを造形しているというより、作者自身になにか問題が生じてるって予感が・・・
信じていられればそのほうがしあわせかもしれない、このセリフがこの作品の核だと思ってるw
甲田申由
>>82 NTRは密会でしょ、ついでにツンデレの起源も密会w
>>85 密会はストレートな寝取られだけど、他人の顔は寝取るのが自分自身というある種究極の寝取られものなんだな
87 :
名無しさん@涙目です。(アラビア):2011/05/24(火) 05:35:06.16 ID:/hklLaOi0
太宰治虫
88 :
名無しさん@涙目です。(東京都):2011/05/24(火) 05:38:29.60 ID:v5sT3yFS0
89 :
名無しさん@涙目です。(アラビア):2011/05/24(火) 05:41:26.88 ID:/hklLaOi0
90 :
名無しさん@涙目です。(佐賀県):2011/05/24(火) 05:43:02.51 ID:PQ2JUeNP0
安部公房がこの世に存在してないよね
91 :
名無しさん@涙目です。(埼玉県):2011/05/24(火) 05:45:08.51 ID:v3Po0PjJ0
官直人
92 :
名無しさん@涙目です。(内モンゴル自治区):2011/05/24(火) 05:48:57.87 ID:Lfr0036PO
近代文学の祖
二葉亭四迷の異常な低評価とは?
93 :
名無しさん@涙目です。(東京都):2011/05/24(火) 05:49:42.57 ID:v5sT3yFS0
>>89彼はイギリス人作家として作品を生み出しているわけであって「カズオイシグロ」は日本人では無いんだよ。全く。
94 :
名無しさん@涙目です。(アラビア):2011/05/24(火) 05:50:44.47 ID:/hklLaOi0
>>92 ×近代文学の祖
○口文一致体を最初にやった人
村上春樹はどう?
96 :
名無しさん@涙目です。(アラビア):2011/05/24(火) 05:51:40.09 ID:/hklLaOi0
97 :
名無しさん@涙目です。(中部地方):2011/05/24(火) 05:54:16.66 ID:2hNFV8pc0
先祖にネコイラズ飲ませて死んでもらう話のオチがわからん
誰か解説よろ
安部とため張れるのは筒井や埴谷くらいしか思いつかない
壁みたいな完璧な作品は世界でも数少ないと思うわ
99 :
名無しさん@涙目です。(catv?):2011/05/24(火) 05:55:26.26 ID:T1hJsmB+0
『砂の女』の評価が低い奴は、官能部分だけしか頭に残ってない奴。
俺の人生観に大きな影響を与えた作品。目から鱗が落ちた。
現在進行形の日本の問題と、人間の本質とを描き切った稀にみる衝撃作。
100 :
名無しさん@涙目です。(関東):2011/05/24(火) 05:56:36.78 ID:Aaf8tQBDO
遠藤周作が好きだけど安部公房が好きって人には向かないだろうなぁ
101 :
名無しさん@涙目です。(岡山県):2011/05/24(火) 05:59:31.62 ID:Hgchyh+w0
チェニジーはなかなか良い。
102 :
名無しさん@涙目です。(catv?):2011/05/24(火) 06:01:45.49 ID:T1hJsmB+0
>>95 米文学の巨頭F・スコット・フィッツジェラルドの正統なフォロワー。
下手したら、世界一優秀なフォロワーかもしれない。
103 :
名無しさん@涙目です。(兵庫県):2011/05/24(火) 06:02:10.48 ID:l3p0qoDD0
>>100 スキャンダルは”ユルい安部公房”っぽくて好きだけどね。あとは狐狸庵山人モノくらいだな・・・
105 :
名無しさん@涙目です。(catv?):2011/05/24(火) 06:05:42.20 ID:dW7aO+Oj0
筒井って過大評価だと思うんだ
いや読み物としては面白いと思うんだけど
信者、異論は認める
106 :
名無しさん@涙目です。(関西・北陸):2011/05/24(火) 06:06:17.12 ID:sMDx7eKNO
最近小説読まないな
中二病の時は太宰治、坂口安吾ばっか読んでた
107 :
名無しさん@涙目です。(関西・北陸):2011/05/24(火) 06:07:42.22 ID:sMDx7eKNO
>>105 読んだ事ないが俺の尊敬する人がその作家好きだから多分凄い人なんだと思う
筒井を尊敬する作家はたぶん凄くない
110 :
名無しさん@涙目です。(関西・北陸):2011/05/24(火) 06:16:07.50 ID:sMDx7eKNO
伊藤計劃
もう死んだけど。
112 :
名無しさん@涙目です。(関西・北陸):2011/05/24(火) 06:18:51.66 ID:sMDx7eKNO
日本語もまともに理解出来ない奴って池沼か留学生かなんかか?w
てか日本人作家は俗物まみれの方が面白い
村上龍とか村上龍とか村上龍
大江健三郎。
この人は一番文章がカッコイイ。
114 :
名無しさん@涙目です。(catv?):2011/05/24(火) 06:19:16.77 ID:dW7aO+Oj0
父親の本棚から壁を見つけて読んでから安部公房作品にはまったなあ。
そして、壁に賞を与えた芥川賞(の選考者?)の目の確かさを信頼し、裏切られ続けている。
116 :
名無しさん@涙目です。(東京都):2011/05/24(火) 06:21:58.70 ID:v5sT3yFS0
>>102彼の作品が海外文学から多大な影響を受けてるのは明らかだし、彼を尊敬してるみたいだけど作品はそこまでスコット・フィッツジェラルド的じゃないよね?
118 :
名無しさん@涙目です。(チベット自治区):2011/05/24(火) 06:24:18.63 ID:B1u/X2FA0
>>102 フィツジェラルドの過大評価っぷりにはもううんざりだよ
彼を褒めるならヘミングウェイをもっと褒めて!
119 :
名無しさん@涙目です。(関西・北陸):2011/05/24(火) 06:24:22.64 ID:sMDx7eKNO
たしか安倍ってダンボール箱かぶってどうたらこうたらの人だよな?
昔、読もうとしたままだ
お前らも箱かぶって外出すれば服の事気にしないで済むぞ
121 :
名無しさん@涙目です。(catv?):2011/05/24(火) 06:25:30.92 ID:dW7aO+Oj0
>>111 ハーモニー面白かった。
小道具が効いてるし、題材も良かった。
村上春樹が一番近いのはアーヴィングだと思う
村上春樹は日本人が日本語で書いた小説なのに、ニューヨーク在住の作家みたいな雰囲気があるのと
日本の純文学みたいに心理描写や独白、自我の爆発を書くわけじゃなく
アメリカの軽めの文学みたいに都会的なやりとりとちょっとしたユーモアを交えながらも
王道アメリカ文学的に、何気ない描写に意味を込めて描くという手法を取っているあたりが
日本の作家には無い個性だっただけで
別にフィッツジェラルドには似てない。
124 :
名無しさん@涙目です。(静岡県):2011/05/24(火) 06:28:34.31 ID:jZTolEN+0
最近初めて安部工房の作品読んだんだけどなんかファイトクラブの作者のチャックパラニュークみたいで凄く新鮮だった
125 :
名無しさん@涙目です。(関西・北陸):2011/05/24(火) 06:28:40.74 ID:sMDx7eKNO
カミュ、カフカ、ドストエフスキー、ニーチェ、トルストイ、ゲーテ
海外ならこの辺は一通り読んだ。
てかドイツ、フランス文学以外カスばっか
乙一
短編だけど小学校の頃は陰影のなんとかっていうのを書いてた人と、
城の上に妖怪の姫が住みついている人のをよく読んでた。
厨二になったら筒井康隆とか清水義範にはまり、今はラノベしか読まない。
128 :
名無しさん@涙目です。(内モンゴル自治区):2011/05/24(火) 06:32:27.12 ID:Lfr0036PO
宮部みゆきや貴志祐介みたいにシコシコ勉強してストーリー作るのもすげーなと思うね
凄い面々と交流してたのねキーンさんw
ロシア文学>>>南米文学>現代アメリカ文学>>>>その他
131 :
名無しさん@涙目です。(catv?):2011/05/24(火) 06:40:41.16 ID:T1hJsmB+0
>>123 主人公をはじめとした登場人物の心理や感情を直接に表現せず、
もっといえば、その人物自身がどう感じているのか曖昧なのを、
周りの状況や人物の描写によって表現するっていうのは、
フィッツジェラルドの表現方法のフォローでしょ。
まあ、俺自身が同時代の他作家についてほぼ無知なので思い込みかなのか?
132 :
名無しさん@涙目です。(兵庫県):2011/05/24(火) 06:41:35.06 ID:l3p0qoDD0
仏>露>>>>チェコ>>>その他
133 :
名無しさん@涙目です。(京都府):2011/05/24(火) 06:41:46.39 ID:6c3xwQ7N0
『他人の顔』って、あるまいかあるまいか言いすぎじゃね?
まあそれがいいんだが。
134 :
名無しさん@涙目です。(広西チワン族自治区):2011/05/24(火) 06:42:28.11 ID:Lfr0036PO
近代日本文学はレベル高かったとかいうけどそうなの?
135 :
名無しさん@涙目です。(静岡県):2011/05/24(火) 06:42:56.11 ID:ozcCtZ+K0
> 取材の2日後、ハガキが届いた。
> 「『方丈記』を調べましたが『大地震』は『おほなゐ』となっていました」。
> インタビュー中、震災を取り上げた鴨長明(1155〜1216)の「方丈記」に話が及び、大地震の古語を尋ねた。
> その時確実な答えができなかったことを、気にかけてくれていたのだ。
キーンさんええ人やないか
136 :
名無しさん@涙目です。(catv?):2011/05/24(火) 06:45:04.27 ID:gaYSHcWxi
>>125 ドストエフスキーとトルストイはロシアだけど?
>>131 そんなの、昭和の第三の世代以降、けっこういるんだけど。
>>134 漱石が圧倒的すぎる
あの時代で既にロシアのフォルマリズムとか構造主義以降の文芸批評の先取りをしてた
もっと世界的に評価されるべき
139 :
名無しさん@涙目です。(長屋):2011/05/24(火) 06:49:20.18 ID:GOppyN+I0
1948年(昭和23年)東大医学部を卒業するが、医師国家試験は受験しなかった。
卒業口答試験では人間の妊娠月数を二年です、と答えるなどひどいものだったが、
結局医者にならないことを条件に卒業単位を与えられた。
140 :
名無しさん@涙目です。(神奈川県):2011/05/24(火) 06:50:01.36 ID:dYIc7HVm0
箱男って、お前らのことだよね
141 :
名無しさん@涙目です。(関西・北陸):2011/05/24(火) 06:51:15.60 ID:v4RwKejJO
箱男の看護婦さんを読みながらイメージするとほんと艶っぽくてエロい
>>140 箱男はアクティブなので、俺らとは違う。
砂の女は抜けてる
日本の作品群の中でも抜けてる
144 :
名無しさん@涙目です。(京都府):2011/05/24(火) 06:56:57.47 ID:6c3xwQ7N0
>>142 ネット上ではわりとアクティブな人が多いイメージ。
そういえば『箱男』にはニュース中毒の話があったな。
145 :
名無しさん@涙目です。(東海):2011/05/24(火) 07:08:50.07 ID:rPNITzs8O
砂の女と箱男は面白かったがそれ以外の作品本屋にないんだよな
尼ならあるかな
146 :
名無しさん@涙目です。(京都府):2011/05/24(火) 07:09:07.73 ID:6c3xwQ7N0
ドストエフスキー、ルイス・キャロル、カフカ、カネッティ、ヘンリー・ミラー、
ポー、ガルシア=マルケス、魯迅、泉鏡花、三島由紀夫、島尾敏雄、大江健三郎
安部公房はこの辺を認めていた記憶。あと初期はリルケ好き。
147 :
名無しさん@涙目です。(東京都):2011/05/24(火) 07:11:14.73 ID:0MqqIzIn0
最近赤い繭を読み返したらやはり面白かった。
砂の女も読み返すかな。
人間そっくり、第四間氷期も読み返したい。
最初に読んだのが燃え尽きた地図で、中学生の頭ではわからなかった。
再挑戦するか。
砂の女だけ読んだ。結構普通だった
はっとさせられるようなものでないと良作とは認められない
149 :
名無しさん@涙目です。(長屋):2011/05/24(火) 07:14:04.31 ID:2nWed9F40
あんまり日本文学には詳しくないけど、夏目漱石と樋口一葉と萩原朔太郎は凄いと思う
150 :
名無しさん@涙目です。(関東・甲信越):2011/05/24(火) 07:16:26.78 ID:1oYY/rcXO
ハルキムラカミが居るけどどうかしましたか?
151 :
名無しさん@涙目です。(広西チワン族自治区):2011/05/24(火) 07:17:15.14 ID:HETN+7gIP
後期のSFは好きになれないな
152 :
名無しさん@涙目です。(チベット自治区):2011/05/24(火) 07:17:16.50 ID:NMqlMMWx0
壁が好き
子供のときは難解だと思ってたけど、大人になってから読むと結構シンプルで味わい深い
153 :
名無しさん@涙目です。(関西・北陸):2011/05/24(火) 07:17:36.36 ID:sMDx7eKNO
>>136 うん
太宰治、坂口安吾、村上龍は日本だね
154 :
名無しさん@涙目です。(不明なsoftbank):2011/05/24(火) 07:18:14.22 ID:mFWuva930
読んでて怖さの余り声出したのは曽野綾子の長い暗い冬
燃え尽きた地図とか他人の顔とか
読んだら死にたくなった
156 :
名無しさん@涙目です。(東京都):2011/05/24(火) 07:23:39.47 ID:zEGQlSmS0
やっぱハルキだな
ハルキなしじゃ語れない
157 :
名無しさん@涙目です。(東京都):2011/05/24(火) 07:26:03.76 ID:t6POo6Jc0
村上春樹ってなんで日本の評論家に受けが悪いの
158 :
名無しさん@涙目です。(チベット自治区):2011/05/24(火) 07:28:59.57 ID:tRg68eC10
>>157 外国人の大根役者ぶりは分からないのと一緒
カンガルーノートが一番好きだわ
160 :
名無しさん@涙目です。(滋賀県):2011/05/24(火) 07:40:21.05 ID:RnFHen3M0
安部公房は箱男しか読んでないがすごいわ
>>157 日本文学じゃないから。
米文学、ロシア文学、ドイツ文学とか、それぞれ国ごとの文学のカラーってものがあるんだけど
村上春樹は米寄りのスタイルで
日本文学のスタイルで評論しやすいものではない。
ナイフを持たず、箸だけで、ぶあついステーキをなんとか食べようとするのが面倒なのと同じ。
しまいにゃ「こんなの料理じゃねえよ! 肉焼いただけじゃねーか」となる。
安部公房はすごい
他人の夢を読んでるような気になる
163 :
名無しさん@涙目です。(チベット自治区):2011/05/24(火) 07:49:13.38 ID:qWoiVndM0
春樹翻訳のギャツビー読みやすかった
チャンドラーはどうなんだろう
清水訳が評価高いらしいが
嵌った経験のある日本人作家、村上春樹、安部公房、星新一
小説自体読むことはなくなったから、もう読むことはないだろうけど
この3人の作品は今でも少し思い入れあるわ
165 :
名無しさん@涙目です。(熊本県):2011/05/24(火) 07:53:43.87 ID:CN/+sr+I0
友達、榎本武揚なんかの戯曲が1967年に出てるんだからユーモアに関しても一級だよ
村上春樹はかなりくだらない部類に入ると思う
龍のが断然いい
166 :
名無しさん@涙目です。(東京都):2011/05/24(火) 07:59:08.80 ID:v5sT3yFS0
>>163チャンドラーもかなり良いよ。まあ元が良いってのもあるけど。好み分かれるかもだけど春樹ギャッツビ―気に入ったなら好きかも。
>>163 春樹訳チャンドラー すごく良かったよ。
168 :
名無しさん@涙目です。(チベット自治区):2011/05/24(火) 08:05:05.80 ID:qWoiVndM0
そうかいいのか今度買うわ
春樹チャンドラー
169 :
名無しさん@涙目です。(チベット自治区):2011/05/24(火) 08:07:19.77 ID:Rzwm4vDz0
安部公房読むならカフカも読まないとな
大江健三郎が日本で全集を読む価値のある作家は夏目漱石と安部公房だけだと言ってた。
171 :
名無しさん@涙目です。(愛知県):2011/05/24(火) 08:50:44.74 ID:SXv99+Am0
あっそ
172 :
名無しさん@涙目です。(catv?):2011/05/24(火) 08:56:42.95 ID:VZMxSmi10
安倍工房は砂の女、人間そっくり以外は理解不能
173 :
名無しさん@涙目です。(catv?):2011/05/24(火) 09:00:01.10 ID:f6gqSDkgi
こいつの作品読むと陳腐ですぎて吐き気がする
こいつよりつまらん作家もなかなかいないよな
そういう意味では偉大だと思う
まったく擬音を使わないよな。すごいと思う。
ここで上がってるドストエフスキーの本読んだけど
翻訳がやたらハッスルしてて鬱陶しかった
>>105 筒井と安部はたまにめっちゃ似る
鉄砲屋とか飢餓同盟とか、作者名ふせたらどっちが書いたか判断できんぞ
>>170 いま必死こいて大江の全集読んでるんだけど
そういうこと言わないで欲しいなあ
つべのNHKのやつ消されたのかな?
180 :
名無しさん@涙目です。(京都府):2011/05/24(火) 12:03:23.78 ID:AWc6Zs520
壁はコミカルな描写がシュールで面白かったけど、
意味が全く分からなかった。誰か解説して
181 :
名無しさん@涙目です。(岡山県):2011/05/24(火) 12:07:23.88 ID:/NH1JcVh0
川端康成が最高
砂の女半分まで読んだけど
熟女のSM描写とか誰得だよ
砂の女みたいな結婚生活なんで困るわ
芥川よりすごいの?
185 :
名無しさん@涙目です。(愛知県):2011/05/24(火) 14:44:01.76 ID:2RdymjlV0
むしろ芥川のどこがすごいのかわからん
186 :
名無しさん@涙目です。(長屋):2011/05/24(火) 14:46:11.51 ID:Qsv9CI07P
>>170 漱石を全部読もうとしてるけど
草枕とか、あれ読めるか?
文語体過ぎるし流麗な言葉使いすぎてよく分からん
中期からは神
三四郎からの三部作と道草とこころは神
詩人の生涯と棒になった男が好き
188 :
名無しさん@涙目です。(福島県):2011/05/24(火) 14:53:56.24 ID:TZzkNU050
公房ってガキが読んでるイメージあるな、今でもたまに読むけどな
短篇集おもしろかった
190 :
名無しさん@涙目です。(関西地方):2011/05/24(火) 14:56:07.31 ID:cKclyUR00
>>74 中島らも的なユーモアがある人が出てきて欲しい
191 :
名無しさん@涙目です。(福島県):2011/05/24(火) 14:57:22.34 ID:TZzkNU050
らも好きだったらブコウスキーとか読むといいよ
192 :
名無しさん@涙目です。(神奈川県):2011/05/24(火) 14:58:00.37 ID:CuenWbym0
荷風って書こうとしたら1に出ててびっくりしたので足穂
193 :
名無しさん@涙目です。(関西地方):2011/05/24(火) 14:59:07.90 ID:zwwnMvdR0
赤い繭の衝撃は大きかった
194 :
名無しさん@涙目です。(福島県):2011/05/24(火) 15:00:03.23 ID:TZzkNU050
自称硬派がよくあげるといえば石川淳とかかな
195 :
名無しさん@涙目です。(関西地方):2011/05/24(火) 15:00:07.55 ID:cKclyUR00
ブコウスキーは全部読んだ
196 :
名無しさん@涙目です。(チベット自治区):2011/05/24(火) 15:07:36.73 ID:dMsLqm4r0
箱男が至高
俺海外版も読んじゃったし
ニューヨークタイムスの書評でも、
現代詩の文体が最高にかっこよくてうんこ漏れそうって絶賛されてた
全集が箱男風デザインだから一冊5000えん以上なのにみんな買っちゃったし
197 :
名無しさん@涙目です。(東京都):2011/05/24(火) 15:24:33.64 ID:8KhiSpeK0
自分が学生時代に分子生物学があったら
作家なんてなってなかったてたな
198 :
名無しさん@涙目です。(愛知県):2011/05/24(火) 15:26:37.34 ID:2RdymjlV0
199 :
名無しさん@涙目です。(福島県):2011/05/24(火) 15:27:50.20 ID:TZzkNU050
どこか浮いてるよね。公房って
200 :
名無しさん@涙目です。(チベット自治区):2011/05/24(火) 15:30:57.98 ID:6uML594X0
「吾輩は猫である」のようなちょっとトボけた文章が書けるようになりたい
三島と漱石くらいだな
202 :
名無しさん@涙目です。(東京都):2011/05/24(火) 15:38:46.47 ID:0MqqIzIn0
銀座のママが、飲み代請求したら激怒したって言ってたのには笑った。
あと愛人の女優がいたなんて話もあるよな。
でもやはり小説は面白かった。
漱石は梶木剛の漱石論を読むと面白い。
文学論は当時でも、そして現在でも比類なき論文というのは吉本隆明の評。
とりあえず小説だけは読んだが、文学論は認識論も考えないと理解できないらしい。
とりあえずは俺の中では漱石>公房。
大江は初期が瑞々しくて好き。
砂の女が、今まで読んだ数少ない小説の中でno.1だわ
砂の質感、女のすえた体臭、狡猾な田舎社会の恐怖感、エンディングの唐突さと空虚感
すべてが揃っててすべてがリアルに感じた
でも、他の小説はつまらなかったから、砂の女の一発屋だな
日本文学最強は谷崎潤一郎以外認めない
夢みたいな話を書く人だ
206 :
名無しさん@涙目です。(東京都):2011/05/24(火) 15:46:27.52 ID:cd4vufVI0
黙れ箱男
207 :
名無しさん@涙目です。(関西・北陸):2011/05/24(火) 15:49:30.57 ID:gQq8pNqDO
箱男は変な家みたいなとこにいってからラストまで意味不明
一回しか読んだことないけど
208 :
名無しさん@涙目です。(大阪府):2011/05/24(火) 16:47:30.32 ID:e5PxTFAu0
中学生の頃、箱男で足フェチに目覚めオナニーしまくった
209 :
名無しさん@涙目です。(長野県):2011/05/24(火) 16:49:20.42 ID:WPc5uwXc0
飢餓同盟は冒頭の季節描写で力尽きて後はグダグダ
210 :
名無しさん@涙目です。(宮崎県):2011/05/24(火) 16:50:38.90 ID:v4RwKejJ0
短編が好きだなバベルの塔の狸、R62号の発明、デンドロカカリヤ、人肉食用反対陳情団と三人の紳士たち・・・
211 :
名無しさん@涙目です。(大阪府):2011/05/24(火) 16:52:17.61 ID:e5PxTFAu0
「文学のすすめ」だっけ?日本文学の一部分を短い再現ドラマでやる深夜番組
あれでやってた「箱男」がエロかった記憶がある
芥川龍之介だけは認めるわ。
あとはゴミ。
213 :
名無しさん@涙目です。(チベット自治区):2011/05/24(火) 16:53:50.17 ID:2jzlMhd20
他人の顔はよかったな
214 :
名無しさん@涙目です。(静岡県):2011/05/24(火) 16:54:10.05 ID:R3XE9jI40
安部公房の小説に意味などない
本人もわからないって言ってた
215 :
名無しさん@涙目です。(catv?):2011/05/24(火) 16:55:34.88 ID:6VcRkLLai
壁読んだら途中混乱して吐きそうになった
見る事には愛があるが
なんだっけ?
217 :
名無しさん@涙目です。(catv?):2011/05/24(火) 16:57:33.50 ID:hz7XofNy0
デンドロカカリヤはちょっとキチガイっぽくて面白い
218 :
名無しさん@涙目です。(岩手県):2011/05/24(火) 16:58:55.95 ID:/EOJ4KyM0
安部公房をつまらないと思うようなやつは終わっているはずたぶん!
とか思って砂の女を読んだ。頑張ったけど半分で力尽きた。つまらんかった。
219 :
名無しさん@涙目です。(大阪府):2011/05/24(火) 16:59:10.87 ID:e5PxTFAu0
>脚の女らしさは、なんと言っても、その曲面の単純ななだらかさにあるだろう。
>骨も、腱も、関節も、すっかり肉に融けてしまって、表面にはもうなんの影響も
>残さないのだ。歩く道具としてよりは、性器の蓋としてのほうが、たしかにずっと
>よく似合う。蓋はどうしても手を使って開けなければならない。だから女っぽい
>脚の魅力は、視覚的であるよりも、むしろ触覚的にならざるを得ないのだ。
この一文、「性器の蓋」という言い回しが自分の性癖に多大な影響を与えた
コピペするだけで勃起してきた
220 :
名無しさん@涙目です。(長野県):2011/05/24(火) 16:59:48.65 ID:WPc5uwXc0
安部公房のほかに夢Qや谷崎、梶井基次郎、川端康成の「眠れる美女」は読んだ。
あと何読めばいいんだ?
221 :
名無しさん@涙目です。(チベット自治区):2011/05/24(火) 17:00:19.13 ID:tRg68eC10
石川ジュンさんは?
222 :
名無しさん@涙目です。(関東):2011/05/24(火) 17:00:56.86 ID:/YcrGcBlO
砂の女はまだおもしろいだろ
壁も読める
あとの前衛、実験もどきとへったくそなSFを褒めてるやつは謎だけど
人間そっくり面白い
224 :
名無しさん@涙目です。(内モンゴル自治区):2011/05/24(火) 17:01:08.91 ID:RIxPlPxo0
225 :
名無しさん@涙目です。(内モンゴル自治区):2011/05/24(火) 17:02:22.14 ID:RIxPlPxo0
226 :
名無しさん@涙目です。(内モンゴル自治区):2011/05/24(火) 17:03:08.94 ID:jbeU0dCwO
特段面白いわけでもない
どっちかというと普段本読まないやつがこの本を読めみたいなこと言われて読んで必死にいいとこ探して挙げてるイメージ
Sカルマ氏?
一番好きな作家だけど、なんで箱男と砂の女ばかりが話題になるのか分からない
他人の顔や榎本武揚の方が読んだ回数多いなぁ
230 :
名無しさん@涙目です。(関東):2011/05/24(火) 17:04:02.92 ID:7iKX5RnEO
>>1 野坂昭如も読んだことないくせに安部工房くらいでいきがらないでくれる?
骨飢身峠死人葛とか読んだら工房なんてママゴトにしか見えなくなるよ
231 :
名無しさん@涙目です。(福島県):2011/05/24(火) 17:07:35.41 ID:TZzkNU050
>>229 やっぱ長編は密会、箱男、カンガルーが派手だしとっつきやすいんじゃないの
個人的には燃えつきた地図とか丁寧繊細で素晴らしいと思う
232 :
名無しさん@涙目です。(大阪府):2011/05/24(火) 17:07:51.45 ID:C6L/4WuP0
星新一・小松左京・筒井康隆
233 :
名無しさん@涙目です。(dion軍):2011/05/24(火) 17:11:30.64 ID:MvYcdvXB0
最初に読んだのが笑う月だったから変態的なイメージがある
234 :
名無しさん@涙目です。(長野県):2011/05/24(火) 17:17:10.41 ID:WPc5uwXc0
チョンの間の話が出てくるのはなんだっけ?
235 :
名無しさん@涙目です。(神奈川県):2011/05/24(火) 17:24:44.99 ID:CRhrO7X20
>>220 おまえはあれか、「○○って作家の本を読んだ」って事実が欲しいだけか
236 :
名無しさん@涙目です。(長野県):2011/05/24(火) 17:35:44.31 ID:WPc5uwXc0
>>235 いや。こんな傾向のものが好きなんで、
他になんかオススメの作家とか本があったら
教えてクレクレってだけ
虫歯の味も慣れると美味しい
238 :
名無しさん@涙目です。(不明なsoftbank):2011/05/24(火) 18:57:12.06 ID:0wxawRT10
打海文三
あ、既に死んでたorz
240 :
名無しさん@涙目です。(岡山県):2011/05/24(火) 19:03:38.21 ID:/NH1JcVh0
241 :
名無しさん@涙目です。(長屋):2011/05/24(火) 19:11:12.59 ID:Qsv9CI07P
漱石の夢十夜第一夜は宇宙
242 :
名無しさん@涙目です。(dion軍):2011/05/24(火) 19:15:26.73 ID:wKeJunOUP
闖入者って思いっきり外国人参政権絡みの話しだよね?
243 :
名無しさん@涙目です。(dion軍):2011/05/24(火) 19:15:52.23 ID:W3BZXgjo0
夏目漱石こそ近代日本文学史上最高の作家だね。
公房も好きだけど、漱石とは正直比較にならないと思う。
安部公房ってもう普通の若い人がまったく読まない作家になっちゃったね
かつては昭和の古典になりそうな雰囲気だったのに
だれか、密会の病院からカーニバル広場までの見取図を描いてくれ・・・
貴志祐介
>>236 島尾敏雄の夢小説とか良いと思う
あと日野啓三とかかな
>>242 ちがうだろw
ふつうに植民地支配についてだろ
249 :
名無しさん@涙目です。(dion軍):2011/05/24(火) 19:35:31.59 ID:gv5WqkHEP
>>244 いや普通に読むだろ…教科書に載ってるんだから…
ちょっと食事に誘った女の子と安部公房の話題で盛り上がったりしたし
第四間氷期とか今読むと風化してる感がある
中上健次は?
「砂の女」はまあ、読めた
「密会」は途中で飽きちまった
それで安部公房は読む気なくしたんだが
こんなスレあるとまた読みたくなるなw
こんな俺にオススメおしえれ
254 :
名無しさん@涙目です。(静岡県):2011/05/24(火) 19:51:20.46 ID:R3XE9jI40
方舟さくら丸は史上空前の大傑作
>>252 今の時世に合ってるから読みなさい
安部は特に後期には意味を抜く行為を続けていった
要するに、何らかの主張を作品に織り込む事を意図的に避けた
だから、作品から何らかの教訓や思想を抽出しようとする事は無意味といえる
考えるな、感じろ
>>252 方舟さくら丸とか燃え尽きた地図じゃねーの
256 :
名無しさん@涙目です。(四国地方):2011/05/24(火) 19:52:53.18 ID:weQz8nMc0
安倍公房って弱小出版社かなんかの会社名だと思ってた
257 :
名無しさん@涙目です。(東京都):2011/05/24(火) 19:54:11.57 ID:7jkaL9BS0
ペヨトル工房とかそういうのか
安部公房は作品に込めたメッセージや思想を明確に解説してるだろ、インタビューとかで。
筒井康隆が失望してたよね、密会についての安部公房のインタビューについて。箱舟さくら丸も否定的に論評してたし。
259 :
名無しさん@涙目です。(大阪府):2011/05/24(火) 19:55:30.39 ID:JSjHmIkm0
デンドロカカリヤ好きなんだが誰に言っても賛同が取れない
方舟さくら丸と燃え尽きた地図か
とりあえず読んでみるわアリガd
261 :
名無しさん@涙目です。(神奈川県):2011/05/24(火) 19:56:34.45 ID:cJ99LOui0
262 :
名無しさん@涙目です。(catv?):2011/05/24(火) 19:57:10.55 ID:4b331ux/0
>>242 そうだよ。キムチ臭い鮮人が必死になって
否定レスをしてくるだろうけど、正しいのは君。
>>252 飽きっぽいあなたには短編
「人魚伝」「闖入者」「鉄砲屋」「事業」「時の崖」「夢の逃亡」「イソップの裁判」
あたりが好き
短編集なら笑う月の方が
「密会」を途中で飽きた人間に「燃え尽きた地図」薦めるって・・・
「飢餓同盟」か「石の眼」か「他人の顔」だろ当然・・・。
266 :
名無しさん@涙目です。(京都府):2011/05/24(火) 20:02:20.67 ID:6c3xwQ7N0
ピンク・フロイドが好きだったというのは実によく分かる。作風が似てる。
>>265 なんだよw
迷っちまうじゃないかww
今、谷崎の卍読んでるんだが、
とりあえず読み終わったら方舟さくら丸から読んでみるよ
レビュー見てもこれならすんなり読めそうだし
269 :
名無しさん@涙目です。(長野県):2011/05/24(火) 20:26:49.66 ID:WPc5uwXc0
>>268 そんなあなたに川端康成「眠れる美女」
しかもフェティシズム全開の「片腕」も収録!
他人の顔、燃え尽きた地図、砂の女の自己喪失感は凄いな。
>>252 方舟さくら丸
第四間氷期
人間そっくり
272 :
名無しさん@涙目です。(長屋):2011/05/24(火) 21:02:07.17 ID:UYrVl6hi0
>>186 それを言うなら虞美人草だろ
草枕は普通にいける
273 :
名無しさん@涙目です。(宮崎県):2011/05/24(火) 21:04:40.03 ID:vAwGz2y90
無関係な死の面白さは異常
274 :
名無しさん@涙目です。(宮城県):2011/05/24(火) 21:07:06.11 ID:rl7uSVkw0
『箱男』は2ちゃんねらの聖典
275 :
名無しさん@涙目です。(北海道):2011/05/24(火) 21:08:53.80 ID:QEmZ1tmMO
笙野頼子は唯一無二
安部公房の小説を無限ループで読む日々です。
地獄です。
277 :
名無しさん@涙目です。(千葉県):2011/05/24(火) 21:10:56.68 ID:1liOlLF20
「砂の女」の意味が良く解らん
砂をかく作業=我々の生活のように意味のないこと
ラストの男の諦め=我々の生活に対しての感情 みたいに取ってるんだけど合ってる?
俺も男のように日常に無意味さは感じながらもそれなりに満足しちゃってる。
>>277 合ってるとか間違ってるとかいう物じゃない。
279 :
名無しさん@涙目です。(千葉県):2011/05/24(火) 21:54:17.51 ID:1liOlLF20
>>278 何?じゃあどう受け止めるかってのは各々によってということ?
作品の内容を作者に説明して貰うような読者は、うんたらかんたらって
要は、「感じろ!」って事だな
現象をそのまま楽しむのが通
282 :
名無しさん@涙目です。(新潟県):2011/05/24(火) 22:00:09.70 ID:G7D8iLok0
283 :
名無しさん@涙目です。(長屋):2011/05/24(火) 22:05:20.46 ID:ZtvpxcmU0
生きていたら間違いなくノーベル賞は安部だった
安部が死んだからライバルの大江がとった
ノーベルさんも死んでなかったら安部賞候補ぐらいにはなれたかもな
285 :
名無しさん@涙目です。(長屋):2011/05/24(火) 22:06:42.93 ID:ZtvpxcmU0
286 :
名無しさん@涙目です。(長屋):2011/05/24(火) 22:08:20.37 ID:ZtvpxcmU0
>>105 筒井はラノベ
アレを純文学だと思ってるのは筒井だけ
287 :
名無しさん@涙目です。(新潟県):2011/05/24(火) 22:08:33.66 ID:G7D8iLok0
読むべき本の紹介に、安部公房の”あ”すら出てこないじゃん。
288 :
名無しさん@涙目です。(長屋):2011/05/24(火) 22:09:48.59 ID:ZtvpxcmU0
>>128 安部のスレにそんなゴミ並べるな
腐るだろ
>>286 そうか?
知識面でも叙情面でも筆力でも
そこらへんの純文作家なんて余裕で越えてるだろ
レムとカフカをたして2で割ったイメージ
291 :
名無しさん@涙目です。(catv?):2011/05/24(火) 22:12:35.24 ID:Qsv9CI07P
正直、公房は文豪 ってより
エンタメ作家 って感じがする
好きだけど
292 :
名無しさん@涙目です。(長野県):2011/05/24(火) 22:15:42.82 ID:oH32VmEI0
砂の女は短編なら傑作だった。
登場人物もわずか、
行動範囲も限られてるのに
あんなに引き伸ばす意味がない。
赤い繭って結局何が言いたかったの
国語の「大意を述べよ」ってのをずいぶん嫌ってたね
大意を述べられるなら最初から大意だけ書くよって
たけしも会見で「この映画を一言でどうぞ」って言われて「一言で言えるなら映画なんか撮るかバカヤロー」
って怒ってたらしいw
上の方にも出てたが箱男は文學ト云フ事という深夜番組でちょっとだけ映像化されていて
緒川たまきが看護婦役でエロい。ニコかつべにあったはず。
ちなみに箱男は石井聰互監督永瀬正敏主演で映画が作られるという噂が昔あったが
ガセだったのかな?
296 :
名無しさん@涙目です。(dion軍):2011/05/24(火) 23:23:57.13 ID:wKeJunOUP
297 :
名無しさん@涙目です。(西日本):2011/05/24(火) 23:29:24.92 ID:5yyJgNdV0
箱男の冒頭の、匿名の王国ってあれまんま今のネットだよな
298 :
名無しさん@涙目です。(大阪府):2011/05/24(火) 23:30:43.02 ID:uxFb59zC0
箱男読んだけどマジで意味不明だった
あんな文章かける奴はきっと人間じゃない何かだろうな
299 :
名無しさん@涙目です。(東京都):2011/05/24(火) 23:31:30.78 ID:WuVnRyFf0
カンガルーノートわけわかんねーんだよ死ね
300 :
名無しさん@涙目です。(京都府):2011/05/24(火) 23:36:21.23 ID:AWc6Zs520
壁って何の比喩なのよ
>>289 虚構船団以後は現代文学だからな
筒井がダメなのは演技と、ほめる相手だけだ
安部公房って読書好きの一つの壁だよね、山と言った方がいいかな
この山を超えるともっと楽しいのに、ここで居座ってる人が多い気がする
安部公房はたしかに素晴らしいけど、彼だけ読んで満足しちゃったり文学語ろうとするのはちょっと勿体無いぞ
特にニュー速ではそう感じる
村上春樹・・・
村上春樹(笑)
不条理という観点ならカフカと同じ位か。
方舟さくら丸と第四間氷期は読みやすく展開が気になって一気に読める小説
>>302 文学とか興味ないけど一応名の知れたの読んどこうと思って
たまたま嵌ったんだけど、確かに止まってると思う
何ていうか自分なりのスタンスを掴んでしまったというか、
ネットする以前はどうやって暇を潰していたのかおぼろげに感じるように
ある時を境にして自分は変わってなく、それ以前の自分の影が薄くなってる
上田秋成
311 :
名無しさん@涙目です。(アラビア):2011/05/25(水) 09:14:27.80 ID:8YMOhaSH0
>>302 王道純文学系のひとってむしろ安部公房は避けて通ってるような
安部公房好きなのってSFとか推理小説とか、ガロ漫画みたいな
いわゆるサブカル系列から入ってる気がする
312 :
名無しさん@涙目です。(catv?):2011/05/25(水) 09:28:02.85 ID:2Fixn4TI0
俺の安岡章太郎が再評価される日は来るのだろうか…
最初は意味わかんねつまんねって思っても
ああこれは「アリス」なんだと気付けば楽しめるようになる
>>303 ピンチョンもそうだけど、マルケスとかエリクソンとかいっぱいいるね。
315 :
名無しさん@涙目です。(京都府):2011/05/25(水) 11:26:01.77 ID:/EuZFMD+0
316 :
あ(埼玉県):2011/05/25(水) 14:19:48.26 ID:xqT0nxk10
てす
サブカル好きがやたら褒めてるよな
で、意味わからんだろうからいろんな考察してるサイトとか他人の意見とか色々調べてわかった気になってえらそぶって
他人を見下したいやつにお勧めって感じ
>>317 俺も好きで全作品を端から読んでるところだけど
意味なんてほとんど分からんぞ、ただ凄さはとても感じてる
319 :
名無しさん@涙目です。(dion軍):2011/05/25(水) 19:07:38.06 ID:zOSsqKBuP
話しの意味なんて分からねえよ
ただオチが不明確なのが逆に中毒
安部公房がすすめててガルシア=マルケスとかも読むようになった
ピンチョンはいくつか読んでみて面白かったけど
まだ安部公房とかガルシア=マルケスレベルには達してないような気がする
te
そういえば電波少年で箱男やってたんだよな、AAもあったような
文學ト云フ事も録画した覚えあるけど
ビートUKかなんかを上書きしちゃったんだっけか・・・
st
てs
325 :
名無しさん@涙目です。(兵庫県):2011/05/26(木) 01:09:36.77 ID:vaAcKjKd0
>>266 筒井は方舟も密会も絶賛してる。
ただ密会に関する作者の解説に対して、
「んなもんは読み手に任しておけよ」とは言ってた。
おまえら”生き延びるための切符”は手に入れたか?
327 :
名無しさん@涙目です。(dion軍):2011/05/26(木) 04:17:32.05 ID:RUmwA7Wg0
328 :
名無しさん@涙目です。(catv?):2011/05/26(木) 04:19:26.12 ID:Qrhu9Jzk0
ユープケッチャ
ここまで大江健三郎はなす?
開高健はいるのに・・・
330 :
名無しさん@涙目です。(大阪府):2011/05/26(木) 08:16:45.36 ID:7J9WFh8t0
>>322 >文學ト云フ事
葉子は、緒川たまきなんだよな
佐藤春夫はもっと評価されていいと思う
名前が悪いのかな