食物アレルギーがある東日本大震災の被災患者を支援しようと、香川県綾川町畑田の
喫茶店「禾(のぎ)」が、卵や乳製品などを使っていないお菓子を被災地に届けるボランティア活動を続けている。
現地では支援物資の食料で発作を起こす患者も相次いでおり、オーナーの中條淳子さん(41)は
「あまり目が向けられていないが大きな問題。少しでも力になれれば」としている。
禾は昨年11月にオープン。中條さんが料理にかかわる中で、アレルギーに悩む人が多いことを知ったのが
開店のきっかけだった。店では玄米や野菜を主に使った玄米菜食ランチなどを提供、アトピーの子どもを持つ親も多く通っているという。
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/locality/20110521000148