サイモン・コーウェルが身辺の警備を強化、「辛口のせいで命を狙われている」
人気音楽番組『アメリカン・アイドル』の立役者として知られる辛口審査員サイモン・コーウェルが、
脱落させた候補者から命を狙われている可能性があるため、身辺の警備を強化したことがわかった。
英タブロイド紙Daily Starによると、脱落した候補者からサイモン宛てに、毎週500通もの恨みつらみを綴ったメールが届いていて、
なかには「お前のことを刺してやる」といった内容のものもあるという。これにはさすがのサイモンも寒気がしたらしく、
「こういったことには慣れている」と言いながらも、約17億円かけてハリウッドの自宅の垣根や照明装置を一新することにしたそうだ。
シーズン9で『アメアイ』を退いたサイモンは、しばらく母国イギリスで数々の人気音楽番組を盛り上げていたが、今年はハリウッドに復帰。
この秋から放送が始まるアメリカ版『The X Factor』で、製作総指揮と審査員を務めており、すでにオーディションが全米各地で行われている。
ある番組関係者は、オーディション期間中は、落とされたことを恨めしく思っている候補者がいるため、最も神経を配るべき時期と証言する。
アメリカ版『The X Factor』で、サイモンと再びタッグを組んで審査員を務めるポーラ・アブドゥルは、「誰だって狙われたら怖いわ」としながらも、
「候補者の子たちが人を傷つけるなんて考えられないとも思う」と複雑な思いを語る。
ちょっと驚きの裏事情だが、サイモンの批判は、痛烈とはいえ的を射ていることも多く、番組の魅力のひとつでもある。こういった脅しに屈してマイルドになってしまわないことを願うばかりだ。
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