県民一丸で事故防止へ/交通安全運動がスタート
「あなたが手本 ルールとマナーが合言葉」をスローガンとした、春の交通安全運動
(県交通安全県民会議など主催)が11日始まった。初日は香川県庁ピロティで出発式があったほか、
香川県内各地で街頭キャンペーンを展開。香川県内の人口10万人当たりの事故死者数が、
10日現在全国ワースト1の3・6人という非常事態を解消を目指して、20日までの期間中、精力的に活動する。
運動では、
▽全座席のシートベルトとチャイルドシートの着用▽飲酒運転の根絶
▽交差点での事故防止▽自転車マナーの向上―を重点項目に設定。
期間中は交通安全教室を開催したり、街頭キャンペーンを実施するほか、違反取り締まりを強化する。
出発式には、浜田恵造県知事や小島県警本部長、県交通安全母の会のメンバーら約300人が出席した。
浜田知事が「交通事故や犠牲者を減らすため、県民一人一人が全力を挙げて取り組みましょう」とあいさつ。
県内市町を代表して藤井綾川町長が「県民の模範となって活動し、交通マナーの向上、
安全意識の高揚に努めます」と決意を述べた。
続いて、白バイとパトカー計12台が出発し、交通安全に向けて違反者の取り締まりを開始した。
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/locality/20110511000445