北海道農家「うちさぁ、牧場あるんだけど 福島の牛引き取らせてくれない? 放射能は風評被害だから」

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1名無しさん@涙目です。(千葉県)

福島の原発避難牛 新ひだかの牧場が購入 妊娠中の16頭


福島第1原発から20キロ圏内にかかる福島県南相馬市で飼育され、
原発事故後、約40キロ離れた同県飯舘村の牧場に移されていた黒毛和牛16頭が、
日高管内新ひだか町のパシフィック牧場(酒井秀男社長)に引き取られた。
原発事故で牛の飼育が困難になった農家との売買を仲介する栃木県の畜産業者を通じて購入した。

道農政部によると、震災後に福島県で飼われていた牛が北海道に移動してきた例は「今回が初めてではないか」という。
南相馬市の一部が警戒区域に指定される以前の3月20〜31日に飯舘村内の牧場に移された。
仲介業者は、餌の確保が困難になるなどして牛の売却を決断した農家の依頼を受け
4月上旬から牛の買い取り希望者を募集。以前から取引のあったパシフィック牧場には直接電話し、購入を打診した。

同牧場は、肥育、繁殖牛合わせて約400頭を飼育。
酒井社長は「手塩にかけた牛を手放した農家の気持ちを考えると本当に気の毒。
できる限り支援したい」と、牛の運搬車1台に積み込める上限の16頭
輸送費を含めて1頭約40万円で購入することを決めた。福島牛としてはやや割安という。


http://www.hokkaido-np.co.jp/news/agriculture/291144.html