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スレタイ
「きゅうすいのおにーさんへ みずありがとう」幼女からの手紙
ソース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110508-00000508-san-soci 本文
陸自北富士駐屯地第1特科隊 「みずありがとう」余震の中給水活動
陸自北富士駐屯地(山梨県)第1特科隊、郷田直人3等陸曹は1通の手紙を記者にみせた。
「きゅうすいのおにーさんへ がんばってください みんなでちからをあわせてがんばってく
ださい みずありがとう」(原文)
隊員の勤務は午前7時から午後8時まで。避難所では給水を待つ列が続く。昼食をゆっく
りと食べてはいられない。トラックの荷台で隊から支給された冷たいレトルト食品を胃袋に
流し込む。郷田3等陸曹は被災者にできる限り声をかけた。「家は大丈夫でしたか」「けが
は」。すると年配女性が「こんなものしかなくてごめんなさい」といってあめ玉をくれた。大切
なあめ玉にちがいない。「こんなもの? これ以上のものはない!」。感謝した。
幼子(おさなご)からの手紙はそんな折に届いた。かわいらしい絵封筒に入っていた。便箋
(びんせん)の裏に母親も書き添えていた。「寒い中の給水作業、本当にありがたい。隊員
の一生懸命な姿に勇気づけられます。娘が手紙を書きたいというので私もお礼をと思い、
書かせていただきました」。