免震重要棟で放射性物質吸い込む 福島原発で内部被曝の東電女性社員 マスクも不足
2011.4.27 23:44
福島第1原発事故で東京電力の50代の女性社員が国が定める限度を超える被曝(ひばく)をした問題で、
東電は27日、被曝線量の大半を占める内部被曝は、事故対策拠点の免震重要棟内にいた時に、放射性
物質を吸い込んだことが原因の一つとの見方を示した。
1号機の水素爆発などの後、免震重要棟内の放射線量が高くなったというデータがあり、何らかの形で放
射性物質が屋内に入り込んだとみられる。同棟には毎日多くの作業員が出入りしており、ほかにも高い線
量の内部被曝をした人がいる恐れが出てきた。
3月半ばの事故発生当初は被曝を防ぐ活性炭フィルター付きのマスクも不足。女性社員が主に活動して
いた同棟2階では、マスクを着けずに業務が続けられていた。女性社員は、女性の3カ月で5ミリシーベルト
という国の限度の3倍以上となる17.55ミリシーベルトを被曝。うち13.6ミリシーベルトが内部被曝だった。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110427/trd11042723470028-n1.htm さすがに、マスク無しはマズイでっしょ