ソニー、アンドロイド3.0搭載9.4型タブレット「ソニータブレット」を今秋発売

このエントリーをはてなブックマークに追加
1 忍法帖【Lv=16,xxxPT】 (兵庫県)

[東京 26日 ロイター] ソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)は26日、グーグル(GOOG.O: 株価, 企業情報, レポート)のアンドロイド3.0を搭載したタブレット端末「ソニータブレット」2機種を発売すると発表した。
9.4型の大型画面を搭載した「S1」に加え、5.5型画面を2枚搭載し、折りたたみ可能な「S2」の2機種。
いずれも2011年秋以降に世界各国で順次発売する予定。

 大画面のS1に対して、小型のS2は2画面折りたたみで胸ポケットに入る携帯性を重視。
S2は2つの画面を合わせることで大画面の利便性も確保できるとしている。
3G通信とWiFiを搭載してインターネットやメールができる。
この他、1)ソニーのオンラインサービス「Qriocity(キュリオシティ)」を搭載して音楽・映画を提供、2)ソニーのゲーム機「プレイステーション」のソフトをアンドロイド端末に提供する「プレイステーションスイート」に対応、
3)ソニーの電子書籍「リーダー」のオンライン書店が利用できるブラウザを搭載――して、ソニーのコンテンツを利用できるようにした。

 さらに、2機種とも、タブレットに保存している写真や動画をテレビで写したり、音楽をワイヤレススピーカーに出力するなどAV機器との連携を打ち出した。
特にS2には赤外線機能を付け、テレビなどAV機器のリモコンとしても使えるようにした。

 米アップル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)の「iPad(アイパッド)」に対抗し、世界的に広がるタブレット端末の市場で存在感を確保する考え。
アイパッドは昨年4月の発売以来、全世界で3月末までに約1950万台を販売した。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-20819920110426