東京電力は25日の事故対策統合本部の会見で、福島第一原発4号機のタービン建屋地下にたまった水の放射能濃度が1カ月で約250倍になったと発表した。
地下でつながっているとみられる3号機から、濃度の高い汚染水が流れ込んでいるらしい。
21日の調査で汚染水の放射性セシウム濃度は1立方センチあたり1万5900ベクレルだった。
3号機タービン建屋地下の水は4号機より最大約200倍高く、今後4号機の濃度がさらに高まる可能性がある。
東電原子力・立地本部の松本純一本部長代理は「(4号機の)濃度がこれ以上高くなると、放射性物質の濃度を下げる浄化処理が必要だ」と話している。
http://www.asahi.com/national/update/0425/TKY201104250558.html