携帯電話解析断念の可能性 特別調査委
大相撲の八百長問題を調査する特別調査委員会が21日、両国国技館で会合を開き、伊藤滋
座長(日本相撲協会外部理事)が業者に依頼中の携帯電話の解析を断念する可能性を示唆し
た。業者に提出した3台のうち2台が解析作業に入っているものの、1台は5月中、もう1台は7
月まで結果がずれ込む見通しになったためとしている。
伊藤座長は携帯の解析が終わるまで全容解明ができないという意見で、解析の遅れにより5月
場所が技量審査場所となった一因に。このままでは7月の名古屋場所開催も危ぶまれるが、「(
開催に)反対したって1人になる。みんなの前で土下座して謝って、駄目でしたというのがあるか
もしれない」とした。次回の会合は5月の連休明けに予定されている。
http://www.daily.co.jp/sumo/2011/04/22/0003986579.shtml