双葉町民対象に 合同就職面接会
◇27人参加 23店舗から求人
東日本大震災に伴い、旧騎西高校(加須市)で生活している福島県双葉町の避難者を対象にした合同就職面接会が21日、
同校から約5キロ離れたショッピングセンター・モラージュ菖蒲(久喜市)で開かれ、27人が参加した。
開催した埼玉労働局によると、モラージュ菖蒲に出店している23店舗から求人があった。
業種は、子ども用品、靴販売、飲食、自転車販売・修理、ペット用品、インテリアなどで、パートが中心という。
面接会場に来た13店舗の担当者が、仕事の内容や求人の条件などを説明。
9店舗のブースが設けられ、就職希望者が担当者と細かい条件などを話し合った。
飲食店の面接を受けた加川康子さん(62)は「震災前にファミリーレストランで働いていた。
調理師免許を持っていて、ちょうどいいと思った。年金で足りない分をパートで、と思う」と話していた。
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