金融庁、空売り規制を10月まで延長 震災を考慮
2011.4.22 18:29
金融庁は22日、空売り規制に関する時限措置を10月末まで延長すると発表した。これまで3カ月ごとに延長するかどうかを判断していたが、
東日本大震災が発生し、相場操縦などの不正行為を防止する必要性が高まっていることから、半年間延長することにした。
時限措置はリーマン・ショックを受けて2008年10月に導入された。売り付けの際に現物株の手当てがされていない空売りを禁止したり、
発行済み株式総数の0.25%以上を空売りしている投資家に取引所への報告を義務付けたりしている。
また、空売り規制の時限措置の延長に併せ、自己株式の取得を緩和している時限措置についても10月末まで延長する。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110422/fnc11042218300014-n1.htm