佐藤栄佐久・福島前知事に海外メディアからのみ取材相次ぐ

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22名無しさん@涙目です。(東京都)
>>1
少しくらい記事引用しろよ


政府の情報隠しは旧ソ連の「ファシズム」と同じだ
前福島県知事の佐藤栄佐久氏が18日外国特派員協会で記者会見を開いた。
原子力発電所の安全性に疑問を唱え続けた前知事は、政官財大マスコミが結託する
“原発推進派”の天敵的存在だ。
「危ないから注意しろと言うと、国家にとっての危険人物になってしまう」と言う
佐藤前知事が1時間にわたって指摘した原発事故の問題点――。

●原発事故は想定外ではない
 昨年6月、福島第1原発2号機の電源が止まる事故が起きていた。
ポンプが止まって冷却水が入らず、炉の水が蒸発し始めたが、非常用ディーゼル発電機が動いたので、
マニュアルで元に戻した。この時に、もし非常用発電機が動かなければどうなっていたかわかったはず。
電源の問題について、もっと安全対策を図ることはできた。非常用電源を津波でも大丈夫な場所に置いておけば、
あんな事故にはならなかった。

●東電の経営陣が退陣しても隠蔽体質は変わらない
2002年の福島原発のデータ隠しで、東電は経営陣5人が辞職した。
辞めた相談役の1人は財界総理である経団連会長を務めた人物。経営者を代えれば、東電が変わるのなら、既に変わっているはずだ。

●情報隠しは旧ソ連の「ファシズム」と同じ
原発には政治家は関与できない。全てを経産省が握っている。しかし、今、説明役は(外局の)原子力安全保安院の
ナンバー2にすぎない。なぜ経産省の役人が表に出てこないのか。これでは旧ソ連のファシズムと同じです。安心はサイエンスではない。原発を動かしている人を信頼できないと安心できない。

佐藤氏には外国メディアからの取材が殺到しているが、「なぜか日本のメディアは来ない」という。