ののちゃん>>>>>>>(超えられない)>>>>>>>>>コボちゃん=カンちゃん

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1名無しさん@涙目です。(東日本)

テレビの人気アニメ番組「サザエさん」はいつ見ても面白い。主婦のサザエさんを中心に、三世代同居の庶民の日常生活を明るく描いている。人気の秘密は、悪役も殺人や暴力シーンも出てこないので、見る人すべてに安心感を与えているからであろう。

 ▼このサザエさんも65歳。4月22日が誕生日だ。戦争の爪痕が残る1946年、福岡市の「夕刊 フクニチ」の4こま漫画として生まれ、51年からは「朝日新聞」に移った。
74年まではずっと新聞で感動を与え続けた。作者の長谷川町子さんはすでに亡くなっているが、サザエさんはその後もアニメ番組などで生き続け、さまざまなことばも生んだ。

 ▼たとえば、図々しい人を指す「ノリスケ」は、サザエさんのいとこのキャラクターであるし、「マスオさん」といえば、サザエさんの夫のように、姓を変えないで妻の実家に同居している人のことを指す。

 ▼テレビでサザエさんの視聴率が上がれば株価が下がり、その視聴率が下がると株価が上がるという「サザエさん効果」や、日曜日のサザエさん放映後におこる体調不良や倦怠感などを「サザエさん症候群」ということばも生まれた。

 ▼とりわけ、4月下旬のこの時期には、初めて親元を離れ、一人暮らしを始めた人に「サザエさん症候群」がおこりやすいという。新しい環境での暮らしが心細く、懐かしい故郷、わが家の温もりを思い出す人が多いということであろう。 (翠)

http://www.agara.co.jp/modules/colum/article.php?storyid=209248