http://www.saitama-np.co.jp/news04/17/11.html 「あの花」放映開始 秩父が舞台モデルのアニメ
秩父を舞台設定のモデルにしたアニメーション「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」
(略称・あの花)のテレビ放映が始まった。「街が元気になるきっかけにもなれば」と
インターネットを通じて知り合った地元有志が、このアニメの応援団体を立ち上げた。
秩父市や商工会議所も、東日本大震災後の自粛ムードで大打撃を受けた
地域経済の起爆剤として注目している。
15日午前1時35分からフジテレビの地上波で放映が始まった「あの花」。
有志のグループ「秩父『あのはな』委員会」のメンバーら約20人が秩父市内のレストランに集まり、
「あの花」の第1回を食い入るように見詰めた。
「ここ、まつり会館の裏ですよね」「ここは羊山公園。シバザクラとは逆の方のとこでしょ」
「その家の先が僕の同級生の家です」。札所17番、秩父橋、セメント工場…。
普段目にしている風景が背景に現れるたびに、どよめきが起こる。
物語は謎を秘めた青春ストーリー。子どものころ“秘密基地”で一緒に遊んだ少年少女たちの心は、
高校生になってばらばらになっていた。かつての仲間との“再会”をきっかけに、再び歯車が回りだす…。
第1回からキャラクターの複雑な思いが交錯する展開に、「完成度が高いね」。
見終えたメンバーが興奮気味に話す。