「日常戻ってきた感じ」 山形新幹線が全線復旧

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1名無しさん@涙目です。(東京都)


 東北新幹線東京―福島間の運行が再開した12日、山形新幹線も全線復旧し、震災から1カ月を経て福島、山形両駅が新幹線で東京と直結した。
仙台駅から東京へ最短3時間でアクセスできるルートも確保され、鉄路の復旧が進んだ。
 上り一番列車となった山形新幹線つばさ102号は午前5時37分、新庄駅を出発。山形、福島を通って東京に向かった。
 法事で山形市を訪れていた茨城県牛久市の無職大宮勇二さん(70)は山形駅から乗車。「来る時はバスで8時間。ほっとした」と帰路に就いた。
 福島市の会社員小桧山英子さん(51)は通勤で郡山に向かうため福島駅から乗り込んだ。「震災後は車で1時間半かかっていた。日常が戻ってきた感じ」と話した。
 同日から東北線の臨時快速「新幹線リレー号」が福島―仙台間で運行を始めたこともあって、福島駅では乗り継ぎ客も目立った。
東京に出張する仙台市泉区の会社員男性(34)は「やっと福島まで再開したので、まずは一安心」と先を急いだ。
 7日の余震以降、在来線全線が止まっていた宮城県内では、東北線に加え、常磐線亘理―仙台間も運転を再開。仙台駅に久しぶりに乗客の姿が戻った。
岩沼―仙台間を利用した岩沼市の会社員森長力也さん(36)は「バスを利用していたが、通勤時間が3分の1に短縮される」と喜んだ。

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110413t53015.htm