保安院、外出時はマスクや長袖を 屋内退避区域で
福島第1原発の事故に伴い屋内退避の指示が出ている原発から20〜30キロの区域の生活について、経済産業省原子力安全・保安院は19日、
「やむを得ず外出する際は、マスクや長袖100+ 件を着るなどの注意を」と呼び掛けた。
経産省の西山英彦大臣官房審議官は会見で(1)徒歩よりは車で移動(2)マスクをする(3)肌の露出を減らすため長袖100+ 件の服を着る
(4)雨の時は外出を避けるか、できるだけぬれないようにする―との注意点を挙げた。
環境中の放射性物質や、呼吸や飲食を通じて体内に取り込まれた放射性物質による被ばくを抑えるための措置。
また、雨は上空の放射性物質を地上に降らせてしまう可能性があるため、避けるのが望ましいという。
屋内退避区域内では、外の放射線量が高くても屋内にいればその影響をかなり防げるとして、保安院は「この区域の居住者は不要不急の外出は避けて」と求めている。
ただ、事故発生から日がたち、物資の入手や人に会うなどの必要から短時間、外に出ることは避けられないとの考え。現地では、燃料や食料の不足が深刻化している。
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011031901000497.html