【速報】香川がこれからの日本を引っ張ることに決まった模様

観光復活、四国からのろし／震災自粛打破へ協力

　東日本大震災の影響で自粛ムードが広がる日本の観光産業に活気を取り戻そうと、旅館・ホテル業者らでつくる３団体の四国地域支部は１０日、香川県琴平町内のホテルで「元気な観光日本四国会議」を開催。
東日本応援キャンペーンを実施するなど６項目の会議宣言を採択し、四国４県から観光業界復活ののろしを上げていくことを申し合わせた。

　同会議は、日本観光旅館連盟四国支部連合会、国際観光旅館連盟四国支部、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会四国ブロックの３団体が主催。団体のメンバーや観光行政を担当する公共団体職員ら、約６０人が出席した。

　冒頭、震災犠牲者に黙とうをささげた後、日本観光旅館連盟会長の近兼孝休琴平グランドホテル会長が、「３団体が力を合わせ、四国から東北へ、復興に向けた温かい風を送りたい」とあいさつした。

　会議では、元県警本部長の山田尚義観光庁審議官が、日本の観光業界の現状を説明。「被災の影響が少なかった西日本から世界に向けて観光誘致に入りたい。四国の皆さんが先頭となり、日本を引っ張ってほしい」と激励した。
浜田恵造香川県知事や大西秀人高松市長も、「四国が盛り上がれば、日本全体を元気づけることができる」などとげきを飛ばした。

http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20110411000161