1 :
名無しさん@涙目です。(北海道):
『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』 2011.4.10 07:22
本から離れようたって、そうはいかない
ヨーロッパを代表する名うてのビブリオマニア(愛書家)2人が互いに自宅を訪れて蘊蓄(うんちく)を傾けた
「本をめぐる本」である。
こういう本を、この時期にゆっくり読めたというのは望外のひとときだった。
電子によって追いこまれつつある書物たちを、あたかも不空羂索観音(ふくうけんじゃくかんのん)の綱で
救済していくのである。
カリエールが話題を持ちかけてエーコを書物の歴史の内奥に引っ張りこみ、エーコがこれに応えて
書物医師としての所見を述べ、それをまたカリエールが歴史の襞(ひだ)に隠れる書物たちを次々に例示して
誘うので、エーコがたまらずとんでもない蘊蓄を披露するという恰好(かっこう)で進む。
こんな濃厚な書物案内は最近ではめずらしい。松田行正の装幀(そうてい)もこの本にぴったりだった。
日本では、イタリアのエーコは記号学者としても『薔薇(ばら)の名前』や『フーコーの振り子』の作家としても、
また『完全言語の探求』などの歴史と未来をまたぐイメージ言語の狩人としてもよく知られるだろうが、
フランスのカリエールのほうはやや馴染(なじ)みがないかもしれない。
ブニュエルの映画の大半の脚本を書き、『ブリキの太鼓』や『存在の耐えられない軽さ』を独特の構成とセリフで
映像に手渡した映像界の鬼才なのである。
それとともに途方もない希覯(きこう)本のコレクターとしても知られる。
つづきはうぇbで
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110410/bks11041007240011-n1.htm 「もうすぐ絶滅するという紙の書物について」
http://sankei.jp.msn.com/images/news/110410/bks11041007240011-n1.jpg
2 :
名無しさん@涙目です。(北海道):2011/04/10(日) 08:00:38.41 ID:MCis3xev0
依頼465
3 :
名無しさん@涙目です。(catv?):2011/04/10(日) 08:01:03.68 ID:vKkcuo7a0
両者共存で和解しただろが凝ら
4 :
名無しさん@涙目です。(埼玉県):2011/04/10(日) 08:02:37.93 ID:73BzF2W10
さすがに紙の書物全滅はないだろ
紙じゃなきゃいあだという人もいるだろうし
細々とは残る
5 :
名無しさん@涙目です。(千葉県):2011/04/10(日) 08:03:02.82 ID:7NX976zJ0
羊皮紙の復活キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
6 :
名無しさん@涙目です。(熊本県):2011/04/10(日) 08:03:39.62 ID:LlHBVru90
図書館とかどうなんの
電子化するのは省資源で良いかもしれないけど、端末の価格が馬鹿高いんじゃないの?
変えない人は本を読むな(キリッ とか不味いだろ。さすがに
それに電子化されてSDカードに入ったとして、それを読むまでの手間とか考えると実は
ごく一部になる気がするんだけどな
8 :
名無しさん@涙目です。(関西地方):2011/04/10(日) 08:08:05.14 ID:BsYoCwEf0
巻物復活
9 :
名無しさん@涙目です。(岩手県):2011/04/10(日) 08:09:06.58 ID:KI3jzZXL0
10年前から言われてるよねこれ
でもエーコの小説って難しいんでしょう?
11 :
名無しさん@涙目です。(宮城県):
いずれ紙の書物は、非倫理的な存在になる。