3月28日(月)午前、気象庁は千代田区にある桜の標本木(ソメイヨシノ)を詳しく調べ、
今年の「開花宣言」を行った。これは、マグニチュード9の東北関東大震災が発生してから、
東京人が迎えた初めての開花記念日である。これから2週間もすれば、あたりに広がる美しい
仙境のような桜の風景が、震災後の原発による放射線問題に怯えるこの現代都市をピンク色に彩ることだろう。
世界の800種以上の桜のうち、日本には3分の1以上の種類がある。日本は現在このように悲惨な災害に傷ついてはいるが、
それでも大自然は変わることなく自然の時計に従って動いている。数週間前に巨大地震に遭遇した時、
日本人が慌てることなく冷静に秩序正しく行動していたことにとても驚かされたが、今この美しく鮮やかな桜の開花を前にして、東京人たちはどんな思いを抱いているのだろうか?
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0405&f=national_0405_193.shtml