ソニーでは、スタンダードのFeliCaカードとはアーキテクチャーが異なる「FeliCa Lite(フェリカライト)」によって、新しいアプリケーション開発を狙っている。
左からバンダイナムコゲームスのデモの様子と「FeliCa Lite」プロダクト(IC CARD WORLD2011)
FeliCa Liteは、従来のFeliCaのセキュリティ機能を簡略化し、コストを抑えたICカードチップである。
会員証、はがき、ポスター、POP広告、ノベルティグッズなど、いろいろなオブジェクトに添付して、FeliCaの機能を付加できる。
同社のブースでは、「NFC Type3Tagフォーマット」に準拠したFeliCa Liteに書き込まれたURLなどを、
NFCケータイのリードライト機能を使って読み取ることができるアプリケーションのデモを実施した。
FeliCa Liteを貼り付けたデモでは、バンダイナムコゲームスの「アイドルマスター・秋月律子(age18)キングオブパール360 Ver.」
のフィギアを利用した。フィギアを紹介したポスターにNFCタグを貼付。
同ポスターにNFCケータイをかざすと、詳細な情報を閲覧できるURL を取得できる。
バンダイナムコゲームスでは実際に2010年11月21日に秋葉原UDXギャラリーで開催された「メガホビEXPO2010」でサービスを展開した。
ソニーではロール型やシール型のFeliCa Liteのモジュールも展示した。
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