福島第1原発3号機「燃料25%損傷」 東電が推定
2011.4.6 19:45
東京電力は6日、福島第1原発3号機で原子炉圧力容器内の燃料が推定で25%損傷していると発表した。
東電はこれまでに1号機については70%、2号機は30%の燃料が損傷しているとの見方を示している。
東電は3月14〜15日に圧力容器を収納する原子炉格納容器の放射線量のデータから1〜3号機の燃料
の損傷程度を推定した。3号機は同14日、放射線量が毎時167シーベルトにまで上昇。圧力容器内で燃料
を覆う被覆管が割れたり溶けたりし、燃料が一部露出、25%損傷したとみている。
6日朝の格納容器内の放射線量は最大で1号機が毎時31.1シーベルト、2号機31.3シーベルト、
3号機19.8シーベルト。東電は「かなり高線量なので、格納容器の中での作業はすぐにはできない」
としている。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110406/dst11040619470049-n1.htm