茨城沖の魚から放射性ヨウ素
茨城県ひたちなか市の磯崎漁協と那珂湊漁協は5日、同市沖などで4日に取れた6種類の魚から、
1キロ当たり3.6〜600ベクレルの放射性ヨウ素が検出されたと発表した。放射性ヨウ素は、
魚類には食品衛生法の暫定規制値が定められていないが、今回の検出値は、
最大でも野菜類の規制値(2000ベクレル)の3割にとどまった。いずれも出荷はされていない、という。
検出されたのは、コウナゴ、シラウオ、アイナメ、ノレソレ(アナゴの稚魚)、マコガレイ、アンコウ。
また、このうちの4種類とヒラメの計5種類から、放射性セシウム(暫定規制値は500ベクレル)も、
4〜94ベクレル検出された。いずれも福島第1原発事故の影響とみられる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110405-00000055-jij-pol