除染後も高い放射線量(数百μSv/h)計測

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福島第一原子力発電所の上空で調査などに当たった陸上自衛隊のヘリコプターから、
放射性物質を洗い流す「除染」を行ったあとも、通常より高い放射線量が計測されるケースが相次いでいます。
陸上自衛隊は、機体の整備に当たる隊員に防護マスクなどの着用を徹底するとともに、
放射性物質を吸い取るための新たな装備の導入などを検討しています。

陸上自衛隊では、福島第一原子力発電所の上空で映像撮影や放射線量の調査などに
当たったヘリコプターについて、任務のあと、放射性物質を洗い流す除染作業を行っています。
しかし、除染を行ったあとも、エンジンに空気を取り入れる「吸気口」などから通常より高い、
1時間当たり、数百マイクロシーベルトの放射線量が計測されるケースが相次いでいることが、
陸上自衛隊関係者への取材で分かりました。また、陸上自衛隊が
これまでにアメリカ軍から得た情報では、放射性物質の中でもセシウムは、
ヘリコプターや車両に一般的に使われている塗料にこびりつきやすい性質があるということです。
このため陸上自衛隊は、機体の整備に当たる隊員に防護マスクの着用を徹底するとともに、
放射性物質を吸い取るための強力な吸入器など新たな装備の導入についても検討することにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110402/t10015058261000.html

依頼53, ID:Bs5Ee6b70