東京の店で福島産野菜の売上3割増 給食に使う人 他県から買いに来る人まで 

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1名無しさん@涙目です。(catv?)

福島第1原発事故の影響で、福島県産の農産物が大打撃を受けるなか、
東京・葛西にある県特産物取扱店「アンテナショップふくしま市場」が売り上げを伸ばしている。
ホウレンソウなどの出荷制限品目は取り扱っていないが、店長の桜田武さん(41)は「震災前の130%ぐらいの売り上げ。
がんばれ、という声を頂き、ありがたい限りです」と感激。消費者は「福島産」を見捨てていなかった。

 イトーヨーカドー葛西店の一角にある24坪の売り場が活気づいている。30代の男性は段ボール一箱分の福島産ジャガイモを買って帰った。
「学校の給食で使うんです。もちろん安全な野菜ですから」。
神奈川県相模原市、千葉県勝浦市などからはるばる「福島ブランド」を求めて買いに来た主婦もいた。

 2006年8月にオープンして以来、平日は250〜300人、土日祝日は500〜700人がレジを通る。それが震災以降は3割増し。
原発事故以降、恐れていた風評被害は杞憂(きゆう)だった。
福島市出身の桜田店長は「来客数だけでなく、売上単価も上がっています。
お客様にはこんな時期だからこそ『買ってあげたい』という気持ちもあるのかもしれません。『お店を閉めないで』と激励の声を頂いてます」と話した。

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20110330-OHT1T00344.htm