汚染区域の農作物は出荷禁止のはずなのに、シンガポールで日本産キャベツから放射線物質を検知

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1 忍法帖【Lv=11,xxxPT】 (兵庫県)

[ウィーン 30日 ロイター] シンガポール当局は国際原子力機関(IAEA)に対し、日本から輸入したキャベツの一部から、
国際貿易で推奨される基準値の最高9倍の放射性物質が検出されたと報告した。
複数のIAEA当局者が30日明らかにした。

 IAEA安全局担当のデニス・フローリー事務次長は「シンガポール当局から送られてきた日本からの輸入食品の測定値に関する報告書では、
つまりキャベツのことだが、一部のサンプルは国際食品規格の推奨値を上回っていた」と述べた。

 また、IAEAに出向している国連食品当局のデビッド・バイロン氏は、同事務次長と同席した記者会見で、
サンプルの1つからは推奨値の9倍の放射性物質が検出されたと明らかにした。

 一般的にコーデックス委員会と呼ばれる国際食品規格委員会が定める基準値は、法的な強制力はなく、
放射性物質の影響を受けた食品をどう取り扱うかについては、当該国の判断に委ねられている。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-20353820110331