枝野　「大変なご迷惑と混乱をかけることをおわびする」　　２３年度子ども手当法案撤回について

２３年度子ども手当法案撤回、枝野氏が与野党国対委員長会談で陳謝

　枝野幸男官房長官は３１日午前、与野党９党の国対委員長会談に出席し、平成２３年度子ども手当法案の撤回について
「誠に異例なことで、年度末に大変なご迷惑と混乱をかけることをおわびする」と陳謝した。政府が国会で審議中の法案を撤回するのは昭和３３年以来。

　野党各党は了承したが、自民党の逢沢一郎国対委員長は「政権交代の原動力の一つになった巨額な予算を伴う法案の撤回について、
菅直人首相や枝野氏、細川律夫厚生労働相が国民に説明していない」と批判した。
野党側は、法案撤回に伴い２３年度予算の減額補正が必要になるため、与野党国対委員長会談を来週開催するよう要求した。民主党も応じた。

　一方、国民新党の下地幹郎国対委員長は、郵政改革法案を審議する衆院特別委員会の設置を求めたが、逢沢氏は「年度末に付け加えのように
議論するテーマではない」と難色を示した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110331-00000522-san-pol