千葉・八千代の水道水 基準値超え、公表は2日後
2011.3.30 12:57
千葉県八千代市の浄水場で22日に採取された水から、乳児以外の摂取基準値(1キロ当たり300ベクレル)
を上回る370ベクレルの放射性ヨウ素が検出されながら、公表されたのは結果判明の2日後だったことが30日
、分かった。
北千葉広域水道企業団から送られた水で、八千代市が専門機関に検査を依頼。結果を得た翌日の28日、
企業団に連絡。企業団は再検査を実施し、29日になって336ベクレルが検出されたと公表した。
市は「独自の公表を検討したが、企業団の再検査を待って調整した」と釈明。企業団は「再検査の結果は
速やかに公表した」としている。
企業団の水は、25日採取分で乳児の摂取基準値(同100ベクレル)も下回った。県水道局は「一時的に
基準値を上回っても健康に影響はない」としている。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110330/dst11033012580026-n1.htm